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2016年 第73回ベネチア国際映画祭コンペティション部門20作品紹介(2/6)

第73回ベネチア国際映画祭

今、最もHOTな大注目の監督たち

ベネチア国際映画祭
(C) Tanya Lapointe

作品名:『アライヴァル(原題or英題) / Arrival』
製作国:アメリカ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャスト:エイミー・アダムスジェレミー・レナー

ストーリー
謎の宇宙船が地球に飛来し、言語学者ルイーズ・バンクスは政府の要請で調査チームに招かれる。そして数学者イアンの協力を得て、訪問者の特異な言語体系に触れたことにより、彼女自身の人生に影響を及ぼしていくようになる。

ここに注目:
中国系アメリカ人作家テッド・チャンの代表作であり、ネビュラ賞を受賞した短編SF小説「あなたの人生の物語」の映画化。数学者役のレナーは「本作はマイケル・ベイ風ではなく、スタンリー・キューブリックスティーヴン・スピルバーグの融合と感じるだろう」と評価。脚本は『エルム街の悪夢』(2010)『遊星からの物体X ファーストコンタクト』エリック・ハイセラー

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ベネチア国際映画祭

最優秀女優賞(エマ・ストーン)

作品名:『ラ・ラ・ランド(原題)/ La La Land』
製作国:アメリカ
監督:デイミアン・チャゼル
キャスト: ライアン・ゴズリングエマ・ストーン

ストーリー:
米国ロサンゼルス、生意気な天才ジャズピアニストのセバスチャンとウェイトレスをしながら女優を目指すミアは恋に落ちる。しかし、互いの夢が実現していくほどに二人の恋模様は前途多難となっていく。

ここに注目:
映画祭ディレクターのアルベルト・バルベラが「新ジャンルの幕開け」と評する本作。『セッション』のチャゼル監督がスターを夢見る女優の卵と場末のバーで音を奏でる演奏家の恋と夢をつづるミュージカル。ゴズリングが劇中で演奏する「シティ・オブ・スターズ」はiTunesで購入可能。『セッション』の鬼教官役J・K・シモンズも出演している。

ベネチア国際映画祭

作品名:『ザ・ライト・ビトウィーン・オーシャンズ(原題)/ The Light Between Oceans』
製作国:アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド
監督:デレク・シアンフランス
キャスト:マイケル・ファスベンダーアリシア・ヴィキャンデルレイチェル・ワイズ

ストーリー:
第一次世界大戦後のオーストラリア。帰還兵のトムは灯台守となり、妻イザベラとともに孤島ヤヌス・ロックに赴任する。イザベルは流産、死産に見舞われ悲しみに暮れていたが、ある日、男性の死体と生後間もない赤ん坊の乗った小舟が漂着。本土に報告しようとするトムに反対し、イザベラは赤ん坊にルーシーと名付け、実子として育てる決意をするが……。

ここに注目:
オーストラリア人作家・M.L.ステッドマン著の長編デビュー小説「海を照らす光」がベース。本作の主軸は愛だが、大戦を背景に帰還兵の苦悩、実母と養母の葛藤といった濃密なドラマが展開する。撮影監督は映画『アニマル・キングダム』アダム・アーカポーが担当。長編2作目で重厚な恋愛映画『ブルーバレンタイン』を撮ったシアンフランスだけに見応えある作品となりそうだ。

>次ページは「ハズレなし!映画祭常連の名匠たち」

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