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『覆面系ノイズ』磯村勇斗【第117回:イケメン調査隊】

覆面系ノイズ

インタビュー INTERVIEW

覆面系ノイズ

Q:映画『覆面系ノイズ』は大人気の少女コミックの実写化ですね。オファーを受けたときの心境は?

少女コミックの実写化作品は初めてなので、ワクワク感もありながら、正直どういうテイストになるのか想像がつかなくて。覆面バンドの話で音楽を扱うのでとても楽しみでした。(少女コミックは)普段なかなか読む機会はありませんが、僕が演じるクロがどういう生い立ちで、どんなバックボーンがあるのか。そして、バンドの“イノハリ”(in NO hurry to shout;)の面々とどのように出会ったのか、経緯を把握し、監督と話しながら役づくりに生かしました。

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Q:クロのキャラクターは原作とは少し違う部分もありますよね。

そうですね。この映画は登場人物たちそれぞれの一方通行の切ない恋模様が描かれているんですが、クロに関しては残念ながら、原作にあるラブストーリー部分がないんです。でも、クロはドラムというバンドの心臓部分を担うという役柄で、映画ではイノハリのメンバーたちを支えるような存在として描かれている。関西人でワチャワチャとにぎやかでムードメーカーだけど、一方でみんなの恋心を知った上で接していくという、ちょっと大人な部分もあるんです。そのギャップが出るように演じたつもりです。あと、猫耳のニット帽をかぶっているのもポイントです(笑)。

Q:関西弁を話すキャラクターで、しかもドラマー。今回は準備することが多いですね。

クロが話すのは和歌山弁なんです。僕は静岡出身なのでなかなかうまく行かなくて。方言指導の方からいただいた音源を聞いたり、和歌山のローカル番組を見たりして、地元の方たちが実際にどんな調子で話して、どんなイントネーションで話すのかを研究しました。ドラムに関してはクランクインする前から猛レッスンしました。1か月ぐらいでドラムの基本的なことを習って、2か月目からはイノハリの曲の練習に入ったんです。基礎の中盤が抜けて、いきなりプロになるという感じなので、そのぶん曲をマスターするのに苦労しましたね(笑)。でも、(共演の)志尊淳くん、杉野遥亮くんもみんな大変だったから、全員で「頑張ってやろうぜ!」という感じでした。

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Q:共演者はみな同世代ですが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?

楽しかったです。役柄が高校生なので、みんな高校時代に戻ったような感じ。ふざけ合ったり。学校のシーンは栃木の方でロケをしたんですけど、泊りだったので、撮影が終わったらみんなでご飯を食べに行ったり。中条あやみちゃんがものすごく陽気でパワフルだなと思いました。原作の(イノハリの)アリスとビジュアルもそっくりで全く違和感なかったし、淳くんは兄貴的な感じもありつつ、かわいいところもあって。杉野っちはメンバーの中でもボケ役みたいな感じで。ハルヨシ役もハマっていて、本当におネエなんじゃないかと思うぐらいでした(笑)。

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Q:クライマックスのライブシーンは見応えあって、本物のライブを見ているようでした。

実際、何百人もの人を会場のチームスマイル/豊洲PIT(ピット)に入れて、その前で演奏したんです。ライブって、本当にテンションが上がるんですね。体中をアドレナリンが駆け巡る感じ。普段とは全然違う感覚。あの時は、「自分はバンドマンなんだ!」という気持ちで熱狂していました(笑)。だから映画をご覧になる方にはぜひこのライブシーンに注目して欲しいです。本当に頑張って演奏していますから!

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一問一答 PRIVATE

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Q:好きな映画を教えてください。

ジャンルでいうと、大のゾンビ映画好きなんです。ベスト3を挙げると、『28日後...』(2002)、『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)、あと、ジョージ・A・ロメロ監督の作品は全部好きです。ゾンビ映画って、怖いとかグロテスクなイメージがあるかもしれませんが、人間ドラマとして見応えがあるものが多いんです。もしも家族が、友だちがゾンビになったらどう思うのか……と考えるとなかなか深い。最近見て良かったのは塚本晋也監督の『野火』(2014)ですね。僕の知らない戦争の話が、頭の中にリアルな光景として残っています。

Q:好きな俳優を教えてください。

インスパイアを受けたのは、松田優作さん。20歳ごろ、俳優を目指して上京したときに、『野獣死すべし』(1980)、『ブラック・レイン』(1989)などを観て、魂が画面から迫ってくるような気迫に圧倒されたんです。それぐらいの役づくり、熱意や真剣さが必要なんだなと感じました。

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Q:趣味は?

最近はなかなかできないんですけど、燻製が趣味です。21、22歳ごろから始めて、我が家でベーコンを作ったり、卵、チーズ、ホタテを燻製にしたり。料理が好きなんです。アルバイトで、調理場で働いていたこともありますし、フレンチのシェフになりたいと思ったこともあるぐらいで。だから、「ひよっこ」で演じた洋食屋の料理見習いという役は近く感じました。

Q:ちなみに得意な料理は?

餃子とかシュウマイとか、包む系でしょうか。

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Q:初恋はいつでしょう?

『覆面系ノイズ』のように、子どもの頃に出会って成長して再会して……という経験はないので、ニノたちの話はうらやましいなと思います。僕も幼稚園の頃、好きな女の子がいてラブラブだったんですけど、小学校、中学校では別になっちゃったんです。でも、時々思い出すことがあって。どうしているのかなと思って、高校時代に塾で幼稚園時代の友だちと一緒になったときに、僕が好きだった子のことを聞いたら、「えっ、そんな子いないよ」って言われて。確かに僕は顔も名前も覚えているのに、友達に聞くと「いなかったよ」って。残念ながらアルバムがなくてわからないんですけど、友達の話が本当だとしたら、「じゃあ、僕は誰に恋していたのか?」って、ちょっと怖くなります……(笑)。

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Q:好きな女性のタイプは?

よく笑う女性。僕自身がボケるのが好きなので、それを受け入れてくれる人がいいです。それから言葉遣いがきれいな女性にも惹かれます。

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Q:理想のデートは?

普通に、街中でデートしたいです。この仕事をしていると、周りの目が敏感になるので、だからこそ街でショッピングして手をつないだり、肩を組んだり。ごくシンプルなことをしたいです。

Q:告白するとしたら?

僕はストレートに伝えたいので、夜の公園とかあまり人のいないところで、「好きだから付き合ってください」って言いたいです。

Q:ロマンチストですね?

はい。ロマンチストの気はありますね(笑)。

取材・文:前田かおり 写真:高野広美

映画『覆面系ノイズ』は11月25日より公開

(C) 2017映画「覆面系ノイズ」製作委員会

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