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篠原涼子&芳根京子が弁当バトル!映画『今日も嫌がらせ弁当』撮影現場レポート

 反抗期の娘へ「嫌がらせ弁当」を高校3年間作り続けたシングルマザーと、文句を言いつつそれを食べ続けた女子高生の壮絶な(?)親子バトルをつづりベストセラーとなった同名小説を、篠原涼子芳根京子が母娘にふんし映画化した『今日も嫌がらせ弁当』。実際に原作者が住んでいる、東京都の八丈島で行われた撮影現場におじゃましました!(取材・文:森田真帆)

真っ青な海と山々に囲まれた八丈島でのアットホームな撮影

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(C) 映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

 東京から飛行機で約1時間の場所にある、東京都・八丈島。都会の喧騒(けんそう)とは真逆で、飛行場を降りた瞬間からゆったりとした空気が流れる島の高校で撮影が行われました。双葉を演じる芳根が「双葉は暗い子な訳じゃなくて、お母さんに対してだけ反抗期なんです」と話した通り、母親の前では反発しても高校では元気いっぱい! お昼休みに弁当箱を開けると、母親からの“嫌がらせ弁当”に驚がくするというシーンを、チャーミングな魅力全開で演じていました。オール八丈島ロケということもあって、スタッフやキャストたちは撮影中ずっと島に滞在。撮影現場では休憩中にスタッフ、キャストが和気あいあいと話している様子も見られ、地方ロケならではの一体感がありました。主演の篠原も「スタッフ、キャストが一丸となって、すごくテンポよく撮影できたと思います」と撮影現場の様子を振り返りました。「監督とも16年ぶりにお仕事させていただいたのですが、変わらずすごくやりやすいムードを作って下さって、本当に感謝をしています。今から完成が楽しみです」と作品への期待を語りました。大自然の島を舞台に、一体どんな母娘の弁当バトルが繰り広げられるのか期待は高まるばかりです!

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シングルマザー役の篠原涼子:「お弁当は子供に母親の存在を思い出させてくれる大切なもの」

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(C) 映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

 シングルマザー役にふんする篠原に撮影現場について聞くと、「こういうほっこりする作品が大好きだから撮影していても、すごく楽しいです」とリラックスした様子。娘とのバトルについても、「思春期の娘に伝えられない思いを、お弁当で伝えていく姿がとってもいいなと思います」とニッコリ。自身も、息子さんを持つお母さんの篠原は、お弁当について「なんだか脚本を読んでいたら、うちの息子もいつかクソババア! とか言われる日が来るのかなぁ、なんて不安になることもあるけど、学校でお弁当を開くときって、きっと唯一母親のことを考える時間だと思うので、なるべく愛情を込めて作りたいです」と母の顔をのぞかせた。芳根の印象を聞くと「まっすぐで、目がとってもキラキラしていて、すごく気持ちが伝わってくる方。これからの撮影も楽しみです」と大絶賛。どんな親子バトルを見せてくれるかが楽しみです!

反抗期の女子高生・芳根京子:「双葉がお母さんにだけ見せる反抗をちゃんと演じたい」

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(C) 映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会

 反抗期の高校生役にふんする芳根が、自身が演じる双葉について「反抗期っていうので、どうしようかなって思っていたんですが、監督が原作者の方に、『娘を悪く書かないでくださいね』と言われたそうなんです。その時に、あぁ、この子は悪い子じゃなくていいんだ。だって思春期なだけなんだもんっと思いました」と話す通り、学校での撮影ではお友達とはしゃいで大笑いする女子高校生っぽさが印象的。38歳の筆者も、学校にいる時と家にいるときの顔は全然違って、反抗的な態度はお母さんにだけっていう、思春期を思い出しました。前日に、篠原との初めての共演シーンがあったそうで、「親子ゲンカをするシーンでしたが、思いきりぶつかり合える感じがしました。大先輩とこうしてお芝居ができることがとにかくうれしいです」とやりがいを感じているようだ。思春期真っ盛りの双葉に寄り添う芳根の演技は、撮影現場のスタッフからも「あの子はすごい!」と大絶賛の嵐でしたよ~!

映画『今日も嫌がらせ弁当』の公開日は現在のところ未定です。

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