シネマトゥデイが選ぶ映画ベスト20(2018年)

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 2018年に日本で公開されたすべての映画から、今年もシネマトゥデイ編集部がベスト20作品を決定! 激戦を勝ち抜いた選りすぐりの20作品とは!? プチ解説とともにチェック!!

第1位 『ボヘミアン・ラプソディ』

 クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描き、世界で大ヒットを記録。ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」で注目されたラミ・マレックがフレディを見事に演じきり、アカデミー賞主演男優賞ノミネートの呼び声も高まっている。ラミ自身はフレディとさほど似ていないが、劇中ではフレディそのものに見えてくるのはラミの演技と努力があってこそ。ここまで老若男女みんなでアツくなれる作品も珍しく、クイーンを知らない世代を巻き込んだ功績は大きい。まさに今年を代表する映画といえるだろう。

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第2位 『万引き家族』

 是枝裕和監督が犯罪でつながった家族の姿を描いて「本当の絆とは何か」を問いかけた作品。リリー・フランキー安藤サクラ松岡茉優樹木希林、そして子役の城桧吏佐々木みゆ。6人の唯一無二の演技と、是枝監督の細部まで追求されたリアルでありながらエンターテイント性のある演出がカンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを日本にもたらした。日本の都会の片隅を舞台にしながらも、世界共通の普遍的な深いテーマが多くの人の心をつかんだ。

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第3位 『グレイテスト・ショーマン』

 ヒュー・ジャックマンが実在した伝説のエンターテイナーP・T・バーナムにふんし、その挫折と成功を描いたミュージカル映画。差別と偏見に苦しむマイノリティーとして生きる人々に、自由に生きる勇気を与える物語が共感を呼んだ。日本でも興行収入50億円を突破するヒットを記録し、ミュージカルシーンを歌いながら観る応援上映が実施されるなど盛り上がりを見せた。特に、キアラ・セトルが歌う「This Is Me」のパワフルさは、一度聴いたら頭から離れないパンチ力。

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第4位 『カメラを止めるな!』

 当初は都内2館で劇場公開をスタートしたものの、SNSの口コミなどで話題を呼び、大ヒットを記録したゾンビ・ホラー・コメディー。開始から37分、真の意味で幕を開ける本作は、低予算ホラーという概念をポジティブに上書きするストーリーテリングの完成度の高さと魅力を持っている。映画ファンであればなおさら幸福な思いを感じることのできる、映画作りへの愛に満ちた1作だ。今後の監督・キャストの行く末にも期待。

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第5位 『孤狼の血』

 暴力団対策法施行以前、1988年の広島県を舞台に、抗争中の暴力団と刑事たちのバトルを描いたやくざ映画。昨年の『彼女がその名を知らない鳥たち』からさらなる飛躍をみせた白石和彌監督の、そして2018年の邦画を代表する作品と言っても過言ではない作品。やくざ映画らしい過激な描写に加え、ユーモアのセンスにもあふれたエンターテインメント作品としての高い完成度が魅力だ。2019年も『麻雀放浪記2020』『凪待ち』と注目作が続く、白石旋風への期待を高めてくれた作品でもある。

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第6位 『スリー・ビルボード』

 何者かに娘を殺された母親が一向に進展しない捜査にいら立ち、警察を批判する3つの広告看板を設置したことが、小さな町の人間関係に波紋を広げていく。フランシス・マクドーマンドサム・ロックウェルウディ・ハレルソンら演技派キャストの演技合戦、観客を予想外の方向へとスリリングに導いていくマーティン・マクドナー監督のオリジナル脚本&演出をはじめ、映画としての完成度がとにかく高い。ダークな笑いと辛辣な語り口の中から浮かび上がる、希望に満ちたメッセージに号泣させられる。

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第7位 『search/サーチ』

 忽然と姿を消した娘を探す父親の姿を描く本作は、PCの画面だけで物語が展開するサスペンス・スリラー。“PCの画面だけ”を駆使するという斬新な映像に驚かされるとともに、スピーディーに二転三転するストーリーはまったく先が読めない。SNSへの依存に恐怖を覚えるとともに、家族の大切さを痛感させられる傑作だ。今作が長編監督デビューとなったアニーシュ・チャガンティ監督の今後の活躍に注目したい。

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第8位 『ワンダー 君は太陽』

 障害がある少年が主人公という、いかにも重くなりがちなストーリーを、温かな目線で描いたドラマ。前半は、主人公・オギーの困難に胸を締め付けられるが、彼の愛嬌たっぷりの性格が、周囲の人々の心を温かく照らしていく。『スター・ウォーズ』好きのオギーの空想が、ファンタジックに表現されたり、映画には終始ポジティブな空気が流れている。主役はオギーだが、複数の登場人物の視点で描かれており、世代を超えた共感を生む人間賛歌。

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第9位 『ブラックパンサー』

 アフリカにある架空の王国を舞台に、若くして王となった主人公ティ・チャラが“ブラックパンサー”として戦う姿を描いたアクション。マーベル・シネマティック・ユニバース初の黒人ヒーローが主人公となった作品で、アクションやドラマを通してアフリカ文化に対するリスペクトと現代社会に対する強いメッセージが伝わってくる。監督及び主要キャストもアフリカ系で映画史を塗り替えたセンセーショナルなヒーロー映画だ。

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第10位 『リメンバー・ミー』

 1年に1度だけ亡くなった家族たちと会えるというメキシコの祝祭「死者の日」をテーマに、ミュージシャンに憧れる少年の冒険を描いたディズニー/ピクサーによるアニメーション。家族の絆という普遍的なメッセージを、印象的な音楽と映像美が彩る。耳に残るメロディーはもちろん、カラフルでポップな生者の国の街並みと、光と闇のコントラストが際立つ死者の国の視覚的な美しさに心をつかまれる。

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第11位 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

 トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ第6弾。主人公イーサン・ハント率いるスパイチームが、同時核爆発攻撃を阻止するべく奮闘する姿を描いており、トム自らヘリコプターを操縦したり、上空から敵地に向かってダイブするなど、シリーズの醍醐味ともいえる体を張ったスタントは本作でも健在。撮影中にケガを負っても最後までアクションにこだわり抜いた彼の熱意とエンターテインメント性は、シリーズ最高ともいえる。

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第12位 『シェイプ・オブ・ウォーター』

 米ソ冷戦時代を舞台に、声を失った孤独な女性と不思議な生き物との交流を描くファンタジー。『パンズ・ラビリンス』などのギレルモ・デル・トロ監督が、キャリアを通じて描いてきた“異形のもの”への愛を神秘的な映像でつづった渾身のラブストーリーは“半魚人と人間の恋”というジャンル映画の枠を越えて多くの観客を魅了し、デル・トロ監督にアカデミー賞をもたらした。

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第13位 『来る』

 ヒット作『告白』の中島哲也監督が、澤村伊智のホラー小説「ぼぎわんが、来る」を映画化。岡田准一が無精ひげを生やし、気だるげなオカルトライター役に。スパルタ指導で名をとどろかせる同監督と初タッグ、初のホラーに挑戦した。黒木華小松菜奈松たか子妻夫木聡ら、正体不明の脅威と対峙する豪華キャストの血まみれの熱演は見応え十分。なおかつ、恐ろしくも美しい映像世界、映画ならではのストーリーアレンジが、中島監督のシニカルな美学を感じさせる。

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第14位 『寝ても覚めても』

 行方知れずとなった恋人にそっくりな男性と出会った女性の揺れ動く心情を追ったラブストーリー。キラキラとした若者向けの恋愛映画があふれるなか、理屈ではない愛の衝動をスリリングかつ繊細な人間描写で活写した本作は大人が観ても味わい深い。終盤の美しいロングショットをはじめとするカメラワークや演出、脚本、どれをとっても冴えわたる濱口竜介監督の作家性は、カンヌ国際映画祭でも注目された。

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第15位 『判決、ふたつの希望』

 レバノン人男性とパレスチナ難民男性のささいな口論からはじまった争いが、国を揺るがす裁判闘争にまで発展する社会派人間ドラマ。日本人にはなじみの薄いパレスチナ人移民問題を扱いながら、ささいなコミュニケーション不足ゆえのボタンの掛け違いが起こす争いという、普遍的なテーマを描く。予測できない事実が次々に明らかになるスリリングな語り口は秀逸の一言。終わりの見えない難民・移民問題に、ささやかな光を当てる物語も感動的だ。

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第16位 『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

 実際の不正入試事件を基に、高校生たちのカンニングプロジェクトを描いたタイのクライムドラマ。スピーディーかつスタイリッシュに描写された大胆不敵なカンニング作戦。そのスリルをエンタメとしてハリウッド大作にも引けを取らない演出で見せる。若者たちを追い詰める学歴社会に疑問を呈する社会派エンタメでもあり、日本でも口コミを呼んでスマッシュヒットした。天才少女を演じたチュティモン・ジョンジャルーンスックジンの新人とは思えない存在感も見逃せない。

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第17位 『ブリグズビー・ベア』

 赤ん坊のころからシェルターで育ち、着ぐるみのクマの教育ビデオだけが楽しみだった青年が、外の世界と向き合っていく姿を描くヒューマンドラマ。映画作りを通して人と世界の優しさに触れていく主人公の物語は、映画を含む空想の世界を愛する全ての人を肯定しているかのよう。とにかく「やさしさ」に包まれたキャラクターもみな愛おしい。特に『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルの名演はキャリア史上トップかも。

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第18位 『センセイ君主』

 幸田もも子の漫画を実写映画化した学園ラブコメ。人気絶頂の竹内涼真がクールな高校教師を演じることで注目されていたが、そんな彼に恋するおバカな女子高生“さまるん”こと佐丸あゆはを変顔全開で熱演した浜辺美波もすごい。月川翔監督の前作『君の膵臓をたべたい』では薄命のヒロインを可憐に演じていただけに、金八先生のモノマネまで飛び出すはじけっぷりにあ然。ヒロインを通して竹内の魅力を捉えたプロモーションビデオ的な効果もある胸キュンの快作。

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第19位 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』

 韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を大根仁監督が日本を舞台に再構築した青春音楽映画。誰もが経験する青春の苦しみや輝きが、笑いと感動と共にまぶしく描き出されていて胸を打つ。90年代に流行したファッションや歌が懐かしく、当時のカリスマ的存在の小室哲哉が音楽を担当している点もリアル世代の心をワシ掴みにした。「SWEET 19 BLUES」「Don't wanna cry」など安室奈美恵のヒット曲が印象深く使われ、まさに安室ちゃんのラストイヤーにふさわしい作品。

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第20位 『若おかみは小学生!』

 交通事故で両親を亡くすという耐え難い悲劇に見舞われた小学生の主人公が健気に現実を受け入れていく過程を描き、SNSで「泣ける」と口コミが広がった今年を代表する邦画アニメーション。料理や登場人物の表情など豊かな表現力は、スタジオジブリ作品の作画監督としても知られる高坂希太郎監督ならでは。家族愛・友情を織り交ぜたピュアなストーリーは世代や時代を問わず受け入れられ、新たな不朽の名作として映画史に名を刻んだ。

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