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「クイア・アイ」ファブ5を日本で直撃!日本人へ愛あふれるメッセージ!

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 ファッション、インテリア、カルチャー、美容、料理、とそれぞれの分野でプロフェッショナルとして活躍しているゲイの5人が「自分を変えたい」という願望を持つ人の外見も心も素敵に改造する。今や世界中から愛されているファビュラスな5人“ファブ5”が日本にやってきた! 11月1日から配信されるNetflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ in Japan!」を撮影中の5人にインタビュー。それぞれの魅力とともに、日本人のためだけに語った彼らの「生き方」への思いをご紹介します! 悩める人達の心にきっと刺さる珠玉のお言葉をどうぞ!(森田真帆)

日本の素晴らしさに気づいて!

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日本の食に大感激だったアントニ(左)

 「心は料理をすることで変わっていくんだよ!」と素敵な料理で依頼人に自信をつけていくアントニ。いつも、キッチンに立つことの素晴らしさと、料理を作ることで表現する愛情の素晴らしさを視聴者に伝えています。甘いマスクを生かして俳優としても活躍中。今回の来日中には、高級すし店の銀座久兵衛に2度行ってきたのだそう。「なんで自分で思いつかなかったんだろうと悔しくなるくらい。完璧な一品はこうあるべきという条件を全て満たしている一品を食べることができた」と嬉しそうに語っていました。

~アントニが語る、日本の素晴らしさ!~

「僕にとって、今回初めて訪れるアジアで、初めての日本だった。例えばカナダやアメリカだと、全てが近代的でみんなが真新しいものを求める。一方でヨーロッパに行くと古いものに対する敬意が重んじられていて、400年も500年前も前に建てられた建築物がある。日本は、その両者が見事に共存しているんだ。伝統文化を大切にしつつ、技術的にもものすごく進歩している。自動お湯はりのお風呂には本当に救われたよ! 洗練された都会の真ん中に素晴らしい神道や仏教の神社やお寺があって、物凄くきちんと保全されていて、敬われているんだ」

アントニは、日頃私たちが忘れかけていた日本の素晴らしさをとても嬉しそうに語ってくれました。まるで当たり前のように暮らしている私たちですが、自分の暮らしている場所であり、生まれてきた国の素晴らしさを知って、まずは誇りを持つことから始めましょう!

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自分をもっと褒めてあげよう!

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柔道体験? アントニ、カラモ、ジョナサン、ボビー、タン

 テキサス生まれ、ミズーリ育ちのボビーは、ファブ5のインテリア担当。「生活の乱れは心の乱れ!」と依頼人の家を美しく、かつ機能的なお家に変身させます。厳格なクリスチャンとして育った彼は、ゲイであることに強いコンプレックスを持っていたことを番組で告白しました。いまだに、彼を受け入れなかった教会に対する複雑な思いやトラウマを抱えていて、だからこそ、傷ついた誰かの悲しみや辛さに寄り添うことができる人。日本人の「あらゆるものへの敬意の高さ」が大好きだというボビーですが、狭すぎる日本のマンションには驚きを隠せない様子でした。

~ボビーが語る、日本人が一番変わらなきゃいけないところ~

日本は、幼い頃から自分を優先させるのではなく、周り人のことをまず考えて謙虚でなきゃいけないという育てられ方をしてきた。それは、ある程度までは素晴らしいことだと思う。でも、日本文化全般に言えることは、もう少しだけ自分のことを愛してあげてもいいんじゃないかとも思う。もっと自分を褒めてあげてもいいと思うし、自分を大事にしてあげていいと思う。これまで日本の人たちと接して感じたことは、みんな常に他の人がどう思うかを気にしている。素晴らしいことでもあるけど、自分の中に抱え込んでしまうものもたくさん産んでしまうし、そのことにもっとみんな気づかないといけないと思う。(Netflixの)「ル・ポールのドラァグ・レース」をみんな見てるかわからないけど、ママ・ルーの言葉を借りるなら、「自分を愛せなくて、どうやって他の誰かを愛せるって言うの?」ってこと。本当に本当にその通りだから。

今回、様々な依頼に出会って、ボビーが痛感したのは日本人の自信のなさ。英語を喋ること一つとっても、失敗を恐れ、恥をかくことを恐れてしまう。でも自分への愛が伝えられなければ、相手への愛も伝わらない! そんなボビーの言葉を叩き込んで、自分自身を愛せる人間になりましょう!

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「私なんて」な自己否定はやめて!

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依頼人を内面から支えるカラモ(左)

 カラモは、MTVの人気番組「The Real World」という男女が同じ家に住んで精神的に成長を遂げていく姿を記録するリアリティショー出身。2004年に放送されたフィラデルフィア版に、ゲイであることをカミングしている黒人として初めてリアリティショーに出演しました。結婚を間近に控えている彼は、現在2児のパパ。黒人であること、そしてゲイであることで様々な迫害を受けてきた彼は、依頼人が抱える心の問題を理解することから始めていきます。日本では、他人に尽くすことを大事にしながらも、自分の幸せを優先して、本当に望む生き方を手に入れることができることを実感していく依頼人の姿に感動したのだそう!

~カラモが語る、自己否定からの脱却方法~

今回、日本の依頼人たちと接して気づいたのは、彼らの多くが人には見せたくない部分を抱えていることだった。それは傷ついたことが発端だったりする。誰かに変だとか醜いと言われたりして。その傷が今度は恥に変わって、自分もそうだと思い込んでしまう。その思い込みから自分を解放してあげようと自覚する必要がある。自分が好きだと思える、自分の別の部分に目を向けるんだ。そしていつも自分のことを「美しい」と言ってくれる人たちを周りにおくこと。自信が持てないのは誰だって同じ。人から「変だ」と言われた経験は誰にだってあって、みんな日々自分に「大丈夫だ」って言い聞かせているんだ。ありのままの自分こそが完璧な姿であって、そんな自分を愛するところからまず始まるんだよ。

日本人ってどうしても、「自分なんて」っていうところ、ありますよね。ファブ5がいつも番組を通して伝えているのは、「自分自身を愛することから始めよう」ということ。他人から言われたネガティブな言葉は一度忘れて、ポジティブな言葉を自分自身に取り入れながら生きていきましょう!

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自分の幸せにフォーカスしてあげよう!

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ジョナサンの教えるセルフケアは毎回必見

 ハリウッドのセレブからも絶大な信用を得ている人気ヘアスタイリストのジョナサンは、ファブ5のムードメイカー! いつも明るくて、楽しくて、女子力200パーセント。3度の飯よりフィギュアスケートが大好きで、今回の来日では毎日のようにスケートリンクに出かけて、滑りまくっていたそう。紀平梨花選手の大ファンを公言しているジョナサンは、紀平選手を探して東京中のリンクを回った挙句、会えなかったことだけが心残りだったと嘆いていました。今回もインタビュー中に、踊りまくりながら「あの人の4回転トーループト4回転サルコーはマジヤバ!」と報道陣に熱弁していました。

~ジョナサンが語る、辛い恋愛からの立ち直り方~

「セックス・イン・ザ・シティー症候群」ってのがあるんだけど、つまり、「何があろうと絶対に別れない程の深い愛で結ばれたい」と願っちゃうことなのよね。でも私は常にそれに抗っている。なぜなら、みんなそこにばかり重点を置きすぎだと思うから! だから失恋したらまずは、自分との結婚式を挙げること! それが私の考える幸せなの。私もいきなり別れを切り出されたことがあるけど、スケート滑りまくっていた。それから、実は自分を本当に満たしてくれるのって、他の人を助けることだったりする。新しい何かを学ぶことだったり。そうそう、ここ日本でも本当にたくさんのことを学んだな~。美しくて、豊かな日本の文化や伝統に触れて開眼させられたし、たくさんのスケートリンクに行って、多くの素敵な人たちと出会って、素晴らしい経験をたくさんさせてもらった。全部が私を超ハッピーにしてくれたのよ! 

おとぎ話を信じている私たちだからこそ、突然の別れはとても辛い! でも今パートナーがいない人こそ、このジョナサンの言葉は響くはず。辛い時であればあるほど、まずは自分が大好きなことに打ち込んで、ハッピーになりましょう! 

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おしゃれな服で、鏡の中の自分を好きになる!

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ファッションを楽しもう! アントニとタン

 時に厳しく、時に優しく、深い思いやりを持ちながら依頼人のファッションを、一緒に悩みながらもクールに変えていくタンは、英国生まれ、パキスタン系のファッションデザイナー。人一倍繊細な心を持っているからこそ、依頼人の心の揺らぎをすぐに感じ取り、不安が取れるまでとことん話し合っていく。イギリスアクセントが素敵なタンは、日本人のすごくユニークで、遊び心があるファッションセンスに感動したそう。アントニと二人で原宿ファッションに挑戦して、思いっきりはじけていたみたいです。

~タンが語る、ファッションで自分に自信をつける!~

今回の依頼人はみんな、服は表面的なもので全く重要じゃないと考えてる人が多かった。各エピソードの最後に、彼らが鏡の中の自分に向かって、無意識に微笑んでいるのを見るのはとても興味深いですね。おそらく本人でさえ、かなり長い間目にしていなかっただろう彼らの一面を見ると、それが自信につながっているのがわかります。大胆なことをする必要はなくて、鏡の中の自分をのぞいた時に、幸せな気持ちになれて、今までとは違う振舞い方ができる自分を見出せること。それがファッションの力なんです。自分自身に満足することを知ることなんですよ。

ファッショナブルな人がたくさんいる日本だけど、ファッションセンスに自信がないという人も一方で多い。ダサかったらどうしようって。やっぱりそこで気になるのは他人の目。人にどう思われるかは二の次で、鏡の中の自分が幸せになれることにフォーカスしてファッションで幸せな気持ちになりましょう!

Netflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ in Japan!」は11月1日(金)独占配信

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