ADVERTISEMENT
イケメン調査隊

『ルパパト』から飛び出した、骨太な昭和風男子!

イケメン発掘調査隊

『青の生徒会 参る! season1 花咲く男子たちのかげに』結木滉星(ゆうき・こうせい)【第146回:イケメン調査隊】

インタビュー

Q:『青の生徒会参る! season1 花咲く男子たちのかげに』は、学園モノでありながらSFの要素もある映画ですね?

「最近、すべてが思い通りにいかない……」ともやもやした気持ちの人が観たら、スカッとしてもらえるような話だなと。僕が演じた森園祥平は誕生の仕方も持っている能力も特殊なのですが、そうしたことより、撮影のとき24歳だったので、まずは高校生に見えるように。お調子者というわけではありませんが、元気で明るく行こうと。それでいて責任感が強く、彼がいたらみんなが安心する、リーダーシップを自然にとれるような存在なのでそのあたりも意識していました。

Q:哀しみの記憶を読み取る能力を持つ、という設定をどのように自分のなかに落とし込んだのですか?

それって大変な能力ですよね。でも「本当にそんな能力があるの?」と思われてしまったらいけないので、そこは真摯に真面目に向き合って。読み取られる側の反応を見ながら、監督と話し合いながら一緒に作っていった感じです。想像力が豊かと捉えれば、想像しやすいところもありますし。

ADVERTISEMENT

Q:森園もそうですが、ご自身が演じる役柄の幅が広がってきていますね?

「ルパパト」ではいわゆる熱血漢、熱い男でしたが、その後は真逆にクールな役をやったりまた熱い男を演じたり。「ルパパト」で僕を知ってくださった方には、そのイメージを少し覆せたのかなと思っています。そんな風にいろいろな人になれるのが俳優という仕事の魅力で、だからこそ楽しい。演じる役についてあれこれ考える時間が好きなんです。

Q:完成した映画を観た感想は?

生徒会の5人は自身に欠けた部分をそれぞれが補い合い、ひとつの目標を達成しようとします。それはどこか戦隊に近いなと、懐かしい感覚を覚えながら撮影していました。ポーズをキメたり元気な芝居もあって、戦隊をやっててよかったな、と。

一問一答 PRIVATE

Q:森園は人の哀しみに共感できる人とも言えますよね。つまりはモテ男なのかと思ったのですが?

確かに……彼自身は気づいてないけど、生徒会の仲間である梨夏は森園が好きですもんね。そうしたところを意識していない感じ、それでいて熱いところが女の子に好かれるのかも。

Q:ご自身は女子の好意に気づくタイプですか? それとも森園のように鈍感?

さすがに森園ほど鈍感じゃないかと……。気づかないことはないと思います(笑)。

Q:梨夏のように女子からストレートに想いを告げられたら?

両想いならそれはいいですけど、もしそうでなかったら、きっぱりとした態度を取ると思います。逆に、悲しませないために。

Q:梨夏のように「わたしのことを全然心配してくれない!」などと言っちゃう女子をどう思います?

そういうタイプの子に好かれたり、僕自身が好意を抱いたりしたことがないので新鮮でした。こんなふうにかわいらしい、“THE女の子”みたいな子っているんだ! と思って。

Q:好きな女の子のタイプは?

価値観が合う子。それでよく笑ってくれて、ギャップのある子が好きです。かわいらしくて完璧だけど、授業中やオフではメガネをかけている。そのメガネが似合ってないほうがいいんです。

Q:彼女のかわいいところは自分だけが知っている、みたいな?

そうなんですよ! 普段は見せないところ、それが垣間見えた瞬間にぐっとくる。おっちょこちょいなところが出ちゃったりするのも、わりと好きです(笑)。

Q:女性のぐっとくる仕草は?

メガネをかける瞬間。やっぱりメガネがポイント高いかも(笑)。

Q:好きになったら、自分から告白するタイプですか?

そうですね。3回目のデートで告白します。

Q:理想のデートは?

1回目は映画がいいです。距離が近いし、そんなに話さなくても一緒にいられるし。映画が終わったあとも、映画のことを話せばいいから話が膨らみますよね。観る映画は相手に合わせます。僕自身は邦画が好きなので、邦画の方がうれしいですけど。

Q:2回目にデートするなら?

ショッピング。

Q:3回目のデートで、告白するときはどんなシチュエーションで?

夜に、夜景がキレイなところや公園を散歩します。周りにあまり人がいなくて、ゆっくり話せるところがいい。

Q:好きな映画を1本挙げるなら?

ジョーカーです。決して明るい話じゃないけど、見終えたあとに何度も観たいと思えたし、ホアキン・フェニックスの表現力の高さに引き込まれました。ああいう役者になりたいなって。

Q:お休みはなにをしますか?

友達と会って飲みに行ったり、一緒に洋服を見に行ったり。

Q:ファッションが好きなのですか?

最近好きなのですが、一色コーデに逃げてます(笑)。絶対にダサくならないから、黒ばかり着てしまうんです。色を使ってオシャレになりたいですね。

Q:女の子の、好きなファッションは?

カジュアルなもの、スカートよりパンツスタイルが好きかも。髪型はロングヘアが好きでしたが、最近はショートもいいな~と。似合っていれば、それがいちばん素敵ですよね。

Q:俳優になるきっかけは、スカウトだったそうですね?

高校生のとき、友達3人と原宿で服でも見ようと歩いていたときに声をかけてもらいました。もともとこの世界に興味を持っていたわけではありませんが、事務所に入ったらモテるんじゃないかと。

Q:モテなかったんですか?

男子校だったので(笑)。人生が、変わりそうだなと思ったんです。

Q:どんな高校生でしたか?

小学校から高校までずっとサッカーをやっていました。サッカーがすべてにおいて優先でした。高校3年間、僕のクラスだけクラス替えもなくて。いちばんうるさいヤツらのなかにいました(笑)。学園祭も、いちばん楽しむタイプでしたね。

Q:お芝居を面白いと思ったのは?

舞台で鈴木勝秀さんという演出家の方と出会い、声の出し方などをイチから教えていただきました。そこから、演じるって楽しい! と思うようになって。僕はずっと声がコンプレックスでしたが、それを武器にしていこう! と。それ以外も、なぜそんな小さいことで悩んでいたのだろう? と思えるようになりました。

Q:舞台と、テレビや映画などの映像はどちらが好きですか?

どっちも。舞台は生もの、お客さんの反応を直に受けてお芝居が変わる楽しさがあります。映像は、シーンの順番通りに撮るのではなくクライマックスから撮ったりすることもあって、難しさがまた全然違います。よりリアルな芝居を求められるので、それもまた楽しいですね。

Q:自分の性格を一言で表すと?

気分屋かも。例えば友だちに会いたい! と思ったら、会わないと気が済まない。そういう意味では自己中なのかも。

Q:行動力があるってことかも?

そうですね、行動力はあります。思い立ったらすぐ行動するタイプ、感覚派です。考えるより、先に動いちゃうんです。

Q:役柄も理論で構築するより、感覚的に演じる方ですか?

そうかもしれません。もちろん事前に役柄をつくっていきますが、その場で台本が変わっても、意外と感覚的に動けるかもしれません。

Q:いま考える理想のお芝居は?

自分らしく。自分にしか出せない色を、どんな役にもにじませたいと心がけています。それこそ自分は声に特徴があるので、それを活かすとか。

Q:俳優としての野望は?

将来的に、NHKの大河ドラマの主演をやれるように。戦隊で一年間同じ役を演じたこともあって、またそんなふうに同じ役を一年間続けられる場所に立ちたいと思っているんですよね。

取材・文:浅見祥子 写真:高野広美

ADVERTISEMENT

インフォメーション MOVIE INFO

青の生徒会 参る! season1 花咲く男子たちのかげに

元宝塚歌劇団宙組のトップスター凰稀かなめが主演を務める学園ドラマ。劣悪な環境にいる生徒たちを救う謎の一団を描く。メガホンを取るのは『ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~』の進藤丈広。『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』シリーズなどの結木滉星、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』シリーズなどの金城茉奈、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』シリーズなどの西川俊介らが共演している。

結木滉星プロフィール

生年月日:1994年12月10日
出身地:大分県
身長:175cm
血液型:A型
趣味・特技:サッカーとカラオケ

芸歴:2017年、舞台・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“進化の夏”の赤葦京治役で注目を浴び、同年の映画『一礼して、キス』で長編映画初出演。「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のパトレン1号/朝加圭一郎役で連ドラ初主演を果たす。昨年は、映画『下忍 青い影』、ドラマ「カカフカカ‐こじらせ大人のシェアハウス‐」「あおざくら 防衛大学校物語」、舞台「里見八犬伝」とさまざまな分野で大活躍。現在放送中AbemaTVオリジナルドラマ「僕だけが17歳の世界で」にも出演中。

映画『青の生徒会 参る! season1 花咲く男子たちのかげに』は3月27日公開

(C) 2020 青の生徒会参る!製作委員会

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT