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マーベルも認めた鉄拳!マ・ドンソク兄貴の魅力が炸裂する映画

今週のクローズアップ

 マーベル・スタジオ製作の新作映画『ジ・エターナルズ(原題) / The Eternals』でアメコミ映画に進出するマ・ドンソク。丸太のようなぶっとい腕から繰り出される鉄拳で、次々と敵を倒していくその肉体派ぶりは、日本の映画ファンからも“兄貴”と愛されるほど高い人気を誇る。そんな兄貴の主演映画『悪人伝』がついに7月17日より公開! そこで、兄貴の魅力を堪能できる映画5作品を紹介する。(編集部・吉田唯)

張り手ひとつでノックアウト!『犯罪都市』

犯罪都市
『犯罪都市』DVD&Blu-rayは発売中、発売元:ファインフィルムズ、販売元:ハピネット・メディアマーケティング、価格:DVD 3,900円 (税抜) / Blu-ray 4,800円 (税抜) (C)2017 KIWI MEDIA GROUP & VANTAGE E&M. ALL RIGHTS RESERVED

 思わず「広っっ!!」と叫んでしまうような、たくましい背中。そのバックショット一つで、登場シーンから観客を圧倒する兄貴自らが企画した本作。2004年に実際に起こった事件から着想を得ており、中国の新興勢力と韓国マフィアが絡んだ死闘に挑む刑事たちの姿が描き出される。兄貴の代表作として知られる一本だ。

 「リアルな刑事アクション」を目指したとあって、兄貴ふんする強力班の刑事マ・ソクトは銃なんぞ使用しない。武器はその拳一つ。ナイフで向かってくるヤクザもなんのその、張り手ひとつで相手をKOしてしまう。もはやどちらがマフィアなのか……その境界線が曖昧になるほど圧倒的な兄貴のオーラにしびれる!

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暴走ブルドーザー技がヤバすぎ!『無双の鉄拳』

無双の鉄拳
『無双の鉄拳』DVD&Blu-rayは発売中、発売元:「無双の鉄拳」フィルム・パートナーズ、販売元:ハピネット・メディアマーケティング、価格:DVD 3,900円 (税抜) / Blu-ray 4,800円 (税抜) (C)2018 SHOWBOX, PLUSMEDIA ENTERTAINMENT AND B.A. ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.

 『無双の鉄拳』というタイトルからしてヤバそうな気配がぷんぷんするこちらの作品は、誘拐された妻を救い出すため奮闘する夫の姿を描くノワールアクション。どことなくリーアム・ニーソンっぽさを感じる設定の物語に、“アジアのドウェイン・ジョンソンと評されることもある兄貴が挑んだ。

 兄貴ふんする夫のドンチョルは、今では愛する妻と慎ましやかに暮らしているものの、かつては“雄牛”という異名で恐れられた漢。アクションは『犯罪都市』などで兄貴とタッグを組んできた武術監督ホ・ミョンヘンが手掛けており、今作でも兄貴の鉄拳はとどまるところを知らない。

 さらには、敵の体を持ち上げて頭を天井にブチ込み、そのままの状態で前に突進するという暴走ブルドーザー技まで登場! そんな兄貴をそばで支える後輩と探偵のおとぼけコンビの味わいもナイス。

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上腕筋がはち切れそう!『ファイティン!』

 濃厚なノワールものが続いたので、心温まるヒューマンドラマで少し気分転換したい人には『ファイティン!』がぴったり。「マ・ドンソクがアームレスリングをしたら面白いだろう」という、ファンならずとも頷かざるを得ないアイデアからスタートした本作は、かつてアームレスリングのチャンピオンを目指していた男の再起物語だ。

 アームレスリング選手役なだけに、兄貴の上腕筋と魅力はキレッキレ! かつてボディビルダーやフィットネストレーナーとして活動していたこともある兄貴だけにトレーニングシーンもバッチリで、アームレスリングシーンでは太さ50cm(!)という腕回りの筋肉をじっくりと堪能できる。

 ちなみに、兄貴はマブリー(マ・ドンソク+ラブリー)という愛称でも親しまれているのだが、小さな子供と絡むシーンではそのマブリーっぷりがキラリ。筋骨隆々な肉体と、不器用な主人公の性格のギャップがなんとも愛おしい。多くの英語セリフもあるのだが、兄貴自身は家族とともに米国に移住していた(後に米国籍も取得)こともあり、英語も堪能。その流ちょうな英語セリフを『ジ・エターナルズ(原題)』に先駆けて聞くことができる、1度で2度美味しい作品となっている。

拳一つでゾンビをぶちのめす!『新感染 ファイナル・エクスプレス』

マ・ドンソク
Han Myung-Gu / WireImage

 兄貴の名前を世界に轟かせるきっかけとなった本作は、ゾンビが大量発生した列車内で乗客たちが決死のサバイバルに挑むパニックホラー。エドガー・ライトギレルモ・デル・トロスティーヴン・キングらが絶賛し、ハリウッドでのリメイクも決定している大ヒット作だ。

 兄貴が演じたのは、妊娠中の妻を守る屈強な中年男サンファ。見どころはなんといっても、離れた車両にいる妻を迎えに行くため、他の乗客(コン・ユチェ・ウシク)と共にゾンビがいる区間を突き進むシーン。噛まれたら自身もゾンビ化してしまう恐れがあるにもかかわらず、兄貴はガムテープをぐるぐる巻きにしただけの素手を頼りにゾンビの群れの中へ突撃! 他の二人は野球バットなどの武器を持っているなか、先陣を切って、その拳だけでゾンビを殴り倒していく肉弾アクションで世界中の観客のハートを鷲づかみにした。

 ちなみに、韓国では本作の続編『半島(原題)』がこの夏に公開。舞台は前作から4年後の世界で、日本でも人気の俳優カン・ドンウォンらが出演する。

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凶悪度1000%!『悪人伝』

悪人伝
(C) 2019 KIWI MEDIA GROUP & B.A. ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.

 いよいよ日本でも公開となる『悪人伝』では、兄貴が凶暴なヤクザの組長チャン・ドンスに変身。惚れ惚れするほどヤクザスーツが似合う兄貴だが、劇中ではなんとドンスが連続無差別殺人鬼にめった刺しにされてしまう! 奇跡的に一命をとりとめたドンスは、組長のメンツをかけて荒くれ者のチョン刑事と共に犯人を血眼になって捜すことに……。それにしても、兄貴を襲うなんて無差別がいきすぎてもはや命知らずな殺人鬼だ。

 ヴァイオレンス・アクションと銘打っているだけあって、凶悪度メーターはふり切れまくり! 兄貴が殴っていたサンドバッグから血だるまになった人が出てきたり、殺人鬼の刃物を奪って刺し返したり、素手で相手の歯をぶち抜いたりと、“目で摂取するタイプの劇薬”とでもいうべき凶悪シーンが連続。本当に映倫の区分がG(=年齢制限なし)なのか? と確認しなおしたくなるほど、兄貴の悪人っぷりが炸裂している。シルヴェスター・スタローン製作によるリメイクも決定しているそうで、こちらのハリウッド版も熱いことになりそうだ。

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