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輝きを増す橋本環奈の活躍がすさまじい!話題映画に続々出演

今週のクローズアップ

 ますます輝きを増す女優・橋本環奈(21)。とどまることを知らない進化の過程を振り返りつつ、続々と公開される出演映画に注目する。(編集部・小山美咲)

「奇跡の一枚」から7年!女優として活躍

 完璧に可愛い容姿と、魅力的なハスキーボイス、自然体のキャラクターで大人気の橋本。ブレイクのきっかけとなったのは、地元福岡を中心に活動していた時代に撮影された通称「奇跡の一枚」。その写真はインターネット上で大きな話題となり、「1000年に1人の逸材」と注目を浴びてから約7年……いまや最も活躍する若手女優の1人となった。女優としては、2016年公開の『セーラー服と機関銃 -卒業-』で映画初主演を果たし、その演技で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。翌年には実写『銀魂』シリーズの1作目が公開され、地毛をオレンジに染めて演じた神楽は当たり役となり、大胆な変顔もいとわない振り切った演技でコメディエンヌとしての実力が注目を浴びた。そして映画・ドラマへの出演が相次ぐなか、昨年公開の映画では『十二人の死にたい子どもたち』で安楽死を望む少女、『キングダム』で蓑を被った山民族の末裔、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』で大財閥の令嬢、『午前0時、キスしに来てよ』で素敵な恋を夢見る女子高生と、作風を狭めることなく幅広いキャラクターを演じ分け、着実にキャリアを重ねた。飛ぶ鳥を落とす勢いで上り詰めていく橋本が次に映画で挑むのはどんな役どころ? 公開中・待機作のラインナップを紹介していきたい。

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ギャップがすごい!女番長 『今日から俺は!!劇場版』(公開中)

今日から俺は!!
(C) 西森博之/小学館 (C) 2020「今日から俺は!!劇場版」製作委員会

 西森博之のヤンキー漫画を原作に、ツッパリコンビの活躍を描いたテレビドラマの劇場版。橋本はドラマ版から引き続き、女番長の早川京子役を務めた。1980年代が舞台とあり、長いスカートに真っ赤なリップ、時代を感じるヘアスタイルで京子を演じ切っている。そんな見た目のインパクトもさることながら、恋人・伊藤真司(伊藤健太郎)とのクセが強いイチャイチャシーンの印象もすさまじい。ケンカが強い女番長の一面と、恋人とラブラブな恋する乙女の顔のギャップは、ユーモア満載の本作でもお楽しみの一つだ。『銀魂』シリーズや映画『斉木楠雄のΨ難』で橋本のポテンシャルを知り尽くした福田雄一監督のもと、コミカルな演技はお手の物といった様子。なお、本作は7月17日に公開されると、その週末の全国映画動員ランキング(興行通信社発表)で1位を獲得。すでに興行収入33億円を突破する大ヒットを記録している。

青春スポーツ漫画のヒロインがぴったり 『弱虫ペダル』(8月14日公開)

弱虫ペダル
(C) 2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C) 渡辺航(秋田書店)2008

 渡辺航の人気漫画を実写化する本作。高校の自転車競技部を題材にしたストーリーで、King & Prince永瀬廉が演じるアニメ好きの主人公・小野田坂道ら男子高校生たちによる熱い青春が繰り広げられる。そのなかで、橋本が演じるのはヒロイン・寒咲幹。部のマネージャーであり、坂道の隠し持った才能に気がつく自転車好きな少女という役どころだ。青春スポーツ物語のヒロインという橋本のポジティブなイメージにぴったりのキャラクターにふんし、さわやかな魅力を振りまく。「弱虫ペダル」といえば、橋本も出演が決まる前から読んでいたという原作漫画のみならず、アニメや舞台・実写ドラマなどメディアミックスに展開し、どれも高い評価と根強いファンに支えられてきた。実写映画版も自ずと注目を浴びるなか、いよいよ公開を迎える。

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美しすぎる妻に…! 『新解釈・三國志』(12月11日公開)

新解釈・三國志
(C) 2020「新解釈・三國志」製作委員会

 西暦200年ごろの中国・後漢の時代に魏、呉、蜀が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた「三國志」に、福田雄一監督が新解釈を加えて映画化した作品。大泉洋が「蜀」の武将・劉備玄徳役で主演を務める。橋本はムロツヨシ演じる諸葛亮孔明の“中国四千年の鬼嫁”・黄夫人役。役衣装に身を包んだ橋本の“美しすぎる妻”ぶりはすでに話題だ。内助の功で稀代の天才軍師・諸葛亮を支えた黄夫人が本作でどのように描かれるのかは未知だが、劇中ではムロと爆笑必至の掛け合いを見せるという。常連となった福田組への参加。橋本は「三國志」と聞きシリアスな作風をイメージし緊張して撮影に臨んだというが、「現場に着くやいなや、福田組でのキャストの皆様の思いっきりコメディのお芝居を見て、なるほど、やっぱりこういうことですね! と安心しました」と語っている。

ドSな売れっ子高校生作家役 『小説の神様 君としか描けない物語』(公開日未定)

小説の神様
(C) 2020映画「小説の神様」製作委員会

 作家・相沢沙呼の小説を映画化する本作で、橋本はEXILE・FANTASTICS from EXILE TRIBE佐藤大樹とダブル主演を担う。橋本が演じる小余綾詩凪(こゆるぎ・しいな)は売れっ子の高校生小説家。売れない高校生作家の千谷一也(佐藤)と、クラスの人気者でヒット作を連発する詩凪という2人の高校生小説家が、共作して大ベストセラーを目指すことになる。ネガティブな一也とは対照的に、詩凪はドSでさばさばとした性格。強烈なビンタやスネ蹴りをかます場面もある強気な少女だが、実は誰にも言えない秘密を抱えている。『HiGH&LOW』シリーズなどの久保茂昭監督が作り上げた美しい映像が際立たせる、みずみずしい青春の日々。予告編では詩凪が涙をこぼすシーンが映し出されており、橋本の繊細な感情表現に期待が高まる。

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再び河了貂に! 『キングダム』続編(公開日未定)

キングダム
(C) 原泰久/集英社 (C) 2019映画「キングダム」製作委員会

 原泰久の大人気漫画を映画化し、2019年公開の実写邦画ナンバー1となるヒットを記録した『キングダム』。その続編製作が決定している。主演の山崎賢人をはじめ、吉沢亮、橋本環奈らキャストが続投し、前作に引き続き佐藤信介監督がメガホンを取る。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を夢見る少年と中華統一をもくろむ若い王の運命を描く本作で、橋本が演じるのは常に蓑を被って生活する河了貂(かりょうてん)というキャラクター。短髪姿の橋本が表情や仕草など細部にわたり“少年っぽさ”を意識して表現した河了貂は、前作の公開時「環奈ちゃん以外考えられない」と評判になったほど。待望の続編について、公開日・ストーリー等は未発表のため続報を待ちたい。

 これまで様々な表情を披露してきた橋本が、今後の作品でも役ごとにまた違った魅力を見せつけることになりそうだ。経験を重ねるたびに磨きがかかる女優・橋本環奈から片時も目が離せない。

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