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『ワイルド・スピード』を時系列で徹底解説

 人気カーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が8月6日より全国公開されます。今年で劇場初公開から20周年を迎えるシリーズ全9作を、時系列で振り返ります。(編集部・倉本拓弥)

『ワイルド・スピード』時系列はこんな感じ! - 画像製作:シネマトゥデイ

 第1作『ワイルド・スピード』と第2作『ワイルド・スピードX2』はアメリカが舞台でしたが、続く第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』はタイトルの通り、舞台が東京に変わります。時系列で見ると、『TOKYO DRIFT』はシリーズ6番目にあたり、その後製作された第4作『ワイルド・スピード MAX』~第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』は『TOKYO DRIFT』につながる物語が展開しています。

 時系列の入れ替えをもたらした『TOKYO DRIFT』は、最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』との結びつきが強い作品でもあります。まず、『TOKYO DRIFT』で死亡したはずのハン(サン・カン)が復活すること。ハンは暗殺者デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)によって殺されたはずでしたが、実は生きてきたことが判明。最新作では、ハンが生きていた理由が明かされると言われています。

 また『ジェットブレイク』には、『TOKYO DRIFT』の主要キャラクターがカムバック。同作の主人公ショーン(ルーカス・ブラック)はもちろん、高校の同級生だったトゥインキー(バウ・ワウ)やアール(ジェイソン・トビン)も再登場します。

 『ワイルド・スピード』は本シリーズのほか、第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』で初登場した捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、ハンを仕留めたショウ(ステイサム)が手を組むスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が存在します。すでに同作の続編企画も始動しているほか、女性キャラクターを主役とする作品、第8作『ワイルド・スピード ICE BREAK』の悪役サイファー(シャーリーズ・セロン)のスピンオフも検討されており、さらなる世界観拡大が期待されます。

 本シリーズは、第11弾をもって完結する予定です。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のメガホンを取ったジャスティン・リン監督は、第9弾から第11弾を完結3部作として括っており、「シリーズ完結のためには、3部作が適しているという結論に至りました。『ジェットブレイク』は、まさに完結に向けての第1章となります」と2021年4月にシネマトゥデイのインタビューで語っています。完結に向けて動き出したシリーズは、2023年に第10弾、2024年に第11弾が全米公開される見込みです。

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