『劇場版ドクターX』キャスト・あらすじ【まとめ】
米倉涼子が主演を務める『劇場版ドクターX』(12月6日全国公開)のキャスト・あらすじをまとめて紹介する。※キャスト解禁順に掲載。キャスト発表次第更新予定。新メンバーには★印があります。
あらすじ
突然現れた東帝大学病院の新院長・神津比呂人と、比呂人の弟で医療機器メーカーのCEO・多可人の天才双子。“最大”“最悪”“最強”の敵として、“絶対に失敗しない”孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の前に立ちはだかる。さらに、未知子の誕生秘話も明らかになる。
米倉涼子/大門未知子 役
大学病院の医局に属さず、怪しい「神原名医紹介所」に所属しながら、様々な病院を渡り歩いているフリーランスの外科医。勤務時間は絶対厳守。医師免許不要の雑用は一切引き受けず、院内にありがちな権力闘争にも無関心。報酬は桁違いに高いが、外科医としての腕は超一流。特技・手術。趣味・手術。決めゼリフは「私、失敗しないので」。
【コメント】
私自身、大門未知子と12年間お付き合いできるとは思っていませんでした。ドクターX、そして大門未知子は切っても切り離せない米倉涼子の一部です。映画化については、私が大きな画面でドクターXを観てもらいたいと思い、プロデューサーとお話しして実現できました。共演者のみなさんとは家族のように尊重、尊敬し合うことができ、みなさんのお陰でここまでこられたと思います。
映画の見どころは沢山ありますが、大門未知子が『私、失敗しないので』と言うまでの展開と、言う瞬間にも注目していただけると嬉しいです。私たちの12年の想いがこもった作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。
田中圭/森本光 役
新米医師時代に、未知子と出会う。本来は地方の病院院長の息子として、エリートコースを歩むはずだったが未知子に憧れ、外科修業をすべく海外へ留学。帰国後、地方医療の現状を目の当たりにして途方に暮れ、医療インフルエンサーに転身する。しかし未知子に再会し、医師に戻ることを決意する。
【コメント】
久しぶりにこの現場に帰ってきましたが、ドラマのときからアットホームで、今回もあたたかく迎えてくださり、そして受け入れてくださいました。撮影現場では、米倉さんをはじめ諸先輩方のお芝居を間近で見ることができるので、現場にいるだけで学びになる場所です。撮影中は、この映画ひとつひとつの瞬間を全員で作ろうという雰囲気があり素敵な時間でした。ドラマに出演させていただいていた時も毎日が刺激的で、本当にこの現場で学んだことが沢山あります。劇場版はドラマ以上にとても迫力のある手術シーンになっていると思いますので、是非楽しみにしていてください。ハンカチは必須かと思われます。
内田有紀/城之内博美 役
麻酔科医。シングルマザー。「帝都医科大学付属第三病院」に勤務していた頃に大門未知子と出会ったことでフリーに転身。現在は「神原名医紹介所」に所属。未知子とは軽口をたたき合いつつ、公私ともに信頼関係を築いているパートナー。
【コメント】
撮影はとても幸せな時間で、馴れ合いになり過ぎず良い緊張感を保てました。またその一方で、安心出来る家族と会っているような気持ちもありました。ドラマ放送開始から12年という長い月日で同じ役柄を演じさせていただいたのはドクターXが初めてです。城之内博美という役は私にとってかけがえのない軸となっており、劇場版ということで感無量です。大門未知子の相棒として長くこの物語に参加させていただき、よねちゃんとはお互い支え合って、未知子と博美のような関係性でずっと走ってきました。今回の劇場版では12年間で築いてきた未知子との歩みの集大成となっています。そして遂に未知子のルーツが明かされます。ぜひ映画館でご覧ください。
今田美桜/大間正子 役
幼い弟たちを養うため、青森の実家に仕送りをしており、新人時代は内緒で他病院の夜勤やガールズバーのアルバイトもしていた。看護師として真摯に、さらなる高みを目指す、頑張り屋の女性。
【コメント】
私は2019年から参加させていただいているのですが、当時は医療ものが初めてでとても緊張していました。回を重ねるたびに、このファミリーに入れた感じがして本当に嬉しかったです。そして、遂に劇場版。撮影はドラマからのチームワークと仲のよさで、帰ってきた感じがあってとても安心して楽しめました。正子は青森弁を話すのですが、感情が出るタイミングで方言が出ます。そこは正子の情熱のひとつを表現する場面でもあるので演じていて楽しかったです。ドラマ以上に、劇場版もすごいことになっています!どうぞご期待ください。
勝村政信/加地秀樹 役
「腹腔鏡の魔術師」と呼ばれるほど腕がいいが、金には汚い。肩書や権力よりも金を選んだため同期よりも出世は遅い。大門未知子の手術に協力したせいで左遷されるなど、数々の迷惑を被ってきたため、未知子を「デーモン」と呼んで疫病神扱いする。
【コメント】
久しぶりの撮影でしたが、昨日も撮影していたような、時間が経っていた感覚はありませんでした。会っていない時間もみんなで連絡を取り合っているし、僕らは完全に家族です。撮影でも、しっかりお互いを高めあっているし。この作品は自分の人生で特別なものです。映画化ってのは不思議な気持ちですが、また始まりの始まりな気がします。とりあえず集大成です。みなさん楽しみにご覧ください。では劇場でお会いしましょう。
鈴木浩介/原守 役
「帝都医科大学付属第三病院」時代、未知子の手術に協力したせいで地方の分院へ転勤。上の人間に頭が上がらない半面、患者の心に寄り添う医療を目指す温かい男でもある。
【コメント】
みなさんと久しぶりにお会いしても、本当に親しい間柄の先輩ばかりなので時間のブランクも感じず、実家に帰ってきたような感じがありました。少し照れくさいような気がしても、ずっと積み重ねてきた信頼関係があるので、お芝居の時にはすぐ戻れるのが嬉しかったです。そして12年の積み重ねが劇場版に繋がっているのはとても感慨深いです。映画の見どころは、大門未知子の「私、失敗しないので」が、誰に向けての言葉なのかというところだと思います。僕も原守を演じながら、この言葉に心を動かされていました。劇場でみなさんとお会いできるということで、スクリーンでぜひドクターXを楽しんで、大門先生の「私、失敗しないので」を観に行きましょう!
遠藤憲一/海老名敬 役
蛭間元院長に対して常に「御意!」と絶対服従。しかし、真摯に病気と向き合う未知子に、土壇場で共感してしまい、策略を台無しにしてしまうことが数々ある、憎めない存在。
【コメント】 ドラマ放送時から映画化の話を冗談交じりにしていたので、本当に映画になると聞いて最初は驚きました。ただ、劇場版になったかといって変わらず、現場の雰囲気はそのままです。大門未知子役の米倉さんは表現のことを本当に考えている人。あっけらかんと何も考えていないふりをしているけど、ものすごく色々なことを学んで緻密に考えている。それは大門という役を長年かけて深く深くなっていると思います。本当に尊敬に値するくらいの役の作り方です。映画はハートにズキンとくるようなエモーションなシーンも増えていて、連続ドラマよりもグレードが高くなって思いっきり笑えて、思いっきり感動できる、そういう作品になっています。ぜひ劇場でご覧ください。
岸部一徳/神原晶 役
「神原名医紹介所」の所長。未知子が「師匠」と慕う存在。元外科医だが、過去に医師免許をはく奪されているなど、謎の多い男。大学病院の内情にも詳しく、営業に余念がない。趣味は麻雀。
【コメント】
米倉さんは自分の中に生まれた感情を大事にしながら、全体のチームワークをいつも考えている人。そして、ドラマの撮影の時もそうでない時も12年間ずっと晶として接してくれました。その分二人の関係性を長い間つくることができたので本当に感謝しています。映画というスクリーンの中で描かれる『ドクターX』と米倉さんの魅力、彼女にとっての挑戦をぜひ観ていただきたいです。
西田敏行/蛭間重勝 役
表向きは温和だが、逆らう者はバッサリと切り捨てる冷血漢。昔ながらの「饅頭攻撃」で様々な権力抗争を勝ち抜いてきた。大門未知子に対して、積年の恨みを抱いている。人の話を全く聞かない。医療界のトップに君臨するのが夢。密談とお饅頭と記者会見が大好き。
【コメント】
ドクターX再集結ということで、懐かしいと同時にまた蛭間を演じることができる喜びが蘇ってきました。長いこと蛭間重勝を演じてきたので、感慨無量です。映画館のスクリーンでご覧いただくということで、壮絶な手術シーンは素晴らしい迫力があると思います。そして、わたくしのちょっと悪人ぶりもちょっとスケールが大きくなっているかなと思うので、蛭間の悪さを感じていただければ、笑いも少しは起こるんじゃないでしょうか。蛭間を、楽しんでください。
★染谷将太/双子の兄・神津比呂人、弟・神津多可人(一人二役)
神津比呂人:天才外科医で、サイコパスな東帝大学病院の新院長。多可人の双子の兄。「オペがのろいドクターはコスパが悪い」「50歳以上の外科医は老害」と、使えない医者をどんどん切り捨てていく。生まれつき足に障害を持つ双子の弟・多可人をどうにかして救いたいと思っている。
神津多可人:医療機器メーカーのCEO。比呂人の双子の弟。先天的に足に障害があり、車椅子生活を強いら れている。生まれつき心臓も悪く、将来完全に機能しなくなるリスクがあるため、完全置換型 の人工心臓を開発中である。
【コメント】
出演が決まったときは、まさか自分がドクターXの世界に入るなんて夢にも思っていなかったので、とても嬉しかったです!一人二役を作品で演じることは初めてで、しかも物語のカギになる双子の役。自分の中でも新しい挑戦でした。比呂人と多可人の2人を演じていくなかで、兄弟愛や、命の源のようなものを感じていたので、そのエネルギーがお客さんに伝わったら嬉しいです。そして手術シーンも初めてでしたが、ドクターXチームのみなさんが居場所を自然に作ってくださり、いい意味でリラックスさせていただき、撮影に集中することができました。最初から最後まで笑いと感動が絶えない作品になっていると思います。ぜひ劇場で観ていただきたいです。
★西畑大吾/東村練 役
研修医としては優秀だが、医師としての腕前はまだまだ半人前。エリート意識が高く、自信過剰な面も。東帝大学病院の「御意!」文化に戸惑う日々。
【コメント】
出演のお話を聞いた時はめちゃめちゃ驚きました。初めての研修医役で、しかも誰もが知っているドラマの劇場版に参加させていただくことに心配はありましたが、ドクターXチームのみなさんが暖かく迎えてくださいました。米倉さんと内田さんは“大ちゃん”と呼んでくださり、撮影に参加するのが楽しい日々でした。こんなに素晴らしい現場に携わることができて、ほんまに嬉しかったです。
演じる東村練は研修医ということで、自信もあるけどどこか少し抜けているところもあるような今どきの子。大門先生の手術や、周りのみなさんのサポートを受けて、どんどん成長していく役どころです。本作はドクターXならではのコメディチックなところもあれば、心にグッとくる感動するシーンもあると思います。ぜひ観ていただければ幸いです。ご期待ください。
★馬場徹/氷室淳 役
新病院長・神津比呂人の右腕で事務長。
★六角精児/赤川 役
医療機器メーカーを経営する多可人の取引先社長。
神保悟志/音戸サトル 役
大門未知子が生まれ育った広島の呉で時計屋を営む店主。
★綾野剛/河野明彦 役
大門未知子の医大生時代の同期。開業医として広島・呉で診療所を営んでいる。未知子のルーツを探るため、未知子の生まれ故郷・呉を訪ねた森本と出会う。未知子の知られざる過去を知るキーパーソン。
【コメント】
俳優デビュー作で田村直己監督とご一緒させていただき、プロデューサーの内山聖子さん、主演の米倉涼子さんにも別作品で大変お世話になりました。そして10年ぶりに圭とも共演でき、役者を続けている事で叶うご縁がまたひとつ結実し、ご褒美のようなひと時でした。長い間、沢山の視聴者の方々を魅了し、愛されてきた作品にお声をかけて頂きとても光栄でした。この作品の
一部になれていたら幸いです。