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ジャパニーズ・ホラー、世界40か国で配給決定

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 『リング』や『呪怨』の人気で確固たる地位を築きつつあるジャパニーズ・ホラー。日本のホラー映画の元といわれる監督6人が6本の作品でそれぞれ競い合う「Jホラーシアター」が10月から公開される。

 6人の監督は『呪怨』の清水崇、『リング』の中田秀夫、『リング0~バースデイ~』の鶴田法男、『女優霊』の高橋洋、『回路』の黒沢清、『パラサイト・イヴ』の落合正幸。

 先ごろ開かれたカンヌでのマーケティングで「Jホラーシアター」製作の噂を聞きつけた各国のバイヤーたちから配給元の東宝にオファーが殺到し、早くもソールド・アウト。すでにアメリカ、イギリスなどをはじめ40か国での上映が決定しJホラーが世界に感染する。

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 なお、アメリカでの配給元は『華氏911』の配給を引き受けた勇気ある会社に一任された。バイヤーたちからは世界中で日本のホラーが一番怖いと思われているらしい。

 6作品のうち第1弾の『感染』と『予言』(同時上映)は10月に公開される。『予言』の主演女優で『呪怨2』にも出演している酒井法子は製作記者会見で「ホラー・クィーンの道を歩くしかないと思い、日々精進しています。いまは、撮影のまっただ中、虫が多い現場なのでそれが恐怖です。息子が飼っているカブトムシの土を変えるのも怖い」と述べた。

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