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監督がマフィアから圧力? 実在の組織を描いた映画が日本で公開

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実在の武装集団を描いた『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』
実在の武装集団を描いた『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』

 『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』を監督したクリス・ナオンが、トルコでの撮影中に地元のマフィアから恐ろしい脅しを受けていたことが明らかになった。

同作は、フランスでタブーといわれている実在のトルコ国粋主義組織“灰色の狼”を題材にしている。マフィアと“灰色の狼”のつながりは、明確ではないが、作品の内容を聞いたロケ地周辺の地元マフィアが激怒。何度となく、脅しや圧力をかけてきた。

ときには圧力によって、脚本を書き直したり、実際の出来事に合わせることを強いられた事もあったと監督は語る。この脅迫に“灰色の狼”が関わっているかは明らかになっていないが、撮影後から身の危険を感じるようになったクリス監督は夜も眠らない日々が今も続いている。

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『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』公式サイト
eow.jp

『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』は12月10より渋谷東急 ほかにて公開。

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