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リュック・ベッソン監督最新作はファンタジー超大作

第59回カンヌ国際映画祭

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カンヌでくつろぐリュック・ベッソン監督を激写!
カンヌでくつろぐリュック・ベッソン監督を激写!

 開催中のカンヌ国際映画祭で、リュック・ベッソン監督が最新作『アーサー』(原題)(年末公開)の約2分間の特別映像を初披露した。同作品はベッソン監督初の小説を、実写とCGアニメーションを融合させて作られるファンタジー大作。仏ではすでに、関連グッズが多数発売されるなどお馴染みのキャラクターだ。ベッソン監督は「この映像に、私の5年間に渡る苦労が詰まっています。と言ってもまだ年末公開に間に合わせるために編集作業が残っているんだけどね」とアーサーのキャラクターがプリントされたTシャツを着てアピール。その笑顔に、自信のほどをうかがわせた。

 同作品は10歳の少年アーサーが、屋根裏部屋から4年前に姿を消した祖父が残したメッセージを見つけたところから始まる。そこに体長2ミリの「ミニモイ族」の世界への行き方が書かれており、アーサーは冒険の旅へと向かう。アーサー役に『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモア。声の出演にマドンナスヌープ・ドッグデヴィッド・ボウイと豪華キャストも見どころだ。

 カンヌ入りしたハイモアは、「僕の7歳の弟が原作を読んでいたので、お話は知っていました。素晴らしい物語ですよね。撮影は、『チャーリーとチョコレート工場』の後でしたが、フランスでの実写の撮影も、アニメーションに自分の声を付けるという作業も初めてだったから楽しかった。もし僕が2ミリの人間になったら? えー? 何しよう。分からないな(笑)」。仏での実写の撮影は約2か月にも及んだそうで、「一日の撮影中、3時間は“インターネット・スクール”で勉強していました。はい」としっかり者の名子役らしい発言をしていた。

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