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大物女優の目力を持つ17歳! 多部未華子の素顔に直撃!

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将来大物になりそうな目力を持っている多部未華子
将来大物になりそうな目力を持っている多部未華子

 『ココニイルコト』『青空のゆくえ』などで知られる長澤雅彦監督が、本屋大賞を受賞した恩田陸のベストセラー小説を映画化。全校生徒1000人で、24時間かけて80キロを歩くという伝統行事「歩行祭」の模様を撮影期間約40日、エキストラ述べ人数5000人によって再現した。ヒロインを演じたのは、『HINOKIO ヒノキオ』『青空のゆくえ』などで注目された多部未華子。日本映画界が大注目する期待の新人女優に、撮影中のエピソードや今後の女優としての未来について話を聞いた。

 クランクイン前には、主要キャストや監督、スタッフ総勢30名によって60キロを歩くという「ミニ歩行祭」が行われ、物語で描かれている「歩行祭」の疲労感を体感することができたという。さらに「共演者やスタッフの皆さんとも仲良くなることができました。一番仲良くなったのは親友役の西原亜希ちゃんです。同世代の仲間が多くて撮影の待ち時間に一緒にカラオケに行ったりご飯を食べに行ったり、川の字になって寝たりして楽しかったです」と撮影時のエピソードを話してくれた。

 「社会人の方なら自分の学生時代と重ね合わせて懐かしいなと思って観て欲しいし、学生の人たちには学生生活をもっと楽しまないと! と思って観て欲しい」と作品をアピールする多部。もし劇中のように1000人で何かするとしたら何がしたい? と聞くと「縄跳びが好きなので、縄跳びがいいかも! でも、足を引っ掛けちゃった子がいたら、最初は『いいから、いいから』と励ますけど、何度も重なると『う~っ!』と思っちゃうかも(笑)」と自身の提案について楽しそうに話してくれた。

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 劇中、微妙な恋愛模様を見事に演じきった多部に、自身の恋愛について聞いてみると「好きなタイプは笑顔がすてきで、お互い尊重し合えて、悩んだら支えてあげられて、家族思いな人がいいです」とかなり理想が高いようだ。「“彼氏いない同盟”を組んでいた友だちにみんな彼氏ができてしまって、1人だけ取り残されて、寂しい状況です(笑)」とテレ笑いを浮かべながらも、自身の恋愛について正直に告白した。

 “人生はたくましく生きたい”という多部は、「何事も経験だからやり通そう!」と考える前向きな性格の持ち主だ。今後の目標についても確固たる意志を持っているようで「今まで、人にも厳しいけれど自分にも厳しい人たちと出会えて来ました。そんな先輩たちを尊敬し、見習いたいと思っています」と女優としての豊富を語った。

 次回作には石原慎太郎が脚本と製作総指揮を担当した話題作『俺は、君のためにこそ死ににいく』が控えているが、仕事だけではなく高校生活も充実させたいと本音をポロリ。「学業も仕事も両立させます!」ときっぱり宣言する姿に、女優としてだけではなく、1人の人間としての意志の強さがうかがえた。存在感のある輝く瞳を見て、将来ビッグな女優になる予感がした。

『夜のピクニック』は9月30日より松竹・東急系にて全国公開。
『夜のピクニック』オフィシャルサイトyorupic.com
多部未華子オフィシャルサイトtabemikako.com

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