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松雪泰子が、寺島進とリアルなラブシーンに挑戦!

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なんだかラテンの匂いがする夫婦です……
なんだかラテンの匂いがする夫婦です……

 30日、『ホワイトアウト』の若松節郎監督が6年ぶりにメガホンをとった『子宮の記憶/ここにあなたがいる』の完成披露試写会が行われた。『フラガール』が公開中の松雪泰子が主演を務めた本作は、母親の愛に餓えた少年が、かつて自分を誘拐した女性を探しに行き……というストーリー。上映前に行われた舞台あいさつには、主演の松雪泰子のほか、柄本佑野村佑香寺島進、原作者の藤田宜永、監督の若松節郎が登場した。

 しかしこの日は、なぜか開演前から出演者の声が……、「あ~、あ~」とマイクテストをする寺島進の声や、出演者の笑い声が会場に響き渡った。マイクが入りっぱなしだったことを気付かなかったためのハプニングだったようだが、出演者のはしゃぐ声が聞こえるたびに会場からは笑いが漏れ、おだやかなムードに包まれていた。

 また、本番の舞台あいさつでは、妻(松雪)と少年の間柄を疑い嫉妬に狂う夫役を演じた寺島進が、司会に「寺島さんは嫉妬深いほうですか?」と質問されると、「誘導尋問!? おれは籠の鳥にしちゃうからねえなあ。若いときは、女性の過去にやきもちを妬いたりしてましたけどね……。でも嫉妬は病気にならない程度にしたいですね」と話し、会場を盛り上げた。そんな寺島を微笑みながら見ていた松雪は、「嫉妬も愛の形ですよね」と大人の意見。

 本作で夫婦役を演じた松雪と寺島は、作中でかなりきわどいシーンを演じている。入院中の夫を見舞った松雪演じる愛子に、浮気を疑った寺島がセクシュアルに迫っていくシーンだ。カーテンを閉めたベッドで……という観ている方もドキドキしてしまうような、このシーンはとにかくリアル! 寺島進にいたぶられる松雪の迫真演技に、ぜひ注目して欲しい。

『子宮の記憶/ここにあなたがいる』は、2007年1月よりシネスイッチ銀座ほかにて公開
オフィシャルサイト
shikyu-kioku.com

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