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“盗撮ビデオ男”が登場! 盗撮現場は10年以下の懲役か1000万以下の罰金!

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盗撮すると捕まります、悪いことをしてはいけません。
盗撮すると捕まります、悪いことをしてはいけません。

 21日、「映画の盗撮の防止に関する法律」が、8月30日から施行されることを広く一般に伝えるための「映画盗撮防止キャンペーン」の発表会見が行われた。会見には、日本映画製作者連盟会長の松岡功氏(東宝株式会社代表取締役会長)、知的財産戦略本部員の角川歴彦氏(角川グループホールディングス代表取締役会長兼C.E.O.)、「映画館に行こう!」実行委員長の岡田裕介氏(東映株式会社代表取締役社長)ら映画業界各団体のVIPたち8名が、邦画界を上げて盗撮防止に取り組む強い姿勢をアピールした。

 しかし、写真撮影のために“通称”「盗撮ビデオ男」が登場した瞬間、そうそうたる顔ぶれのVIPたちの顔が一様にほころんだ。この盗撮ビデオ男、頭部が盗撮ビデオカメラ、洋服はキッチリとしたスーツを着こなすという異色のキャラクターだ。6月30日からスタートする盗撮防止キャンペーンでは、上映前に流れるCFで個性的なパントマイムも披露する。この日の記者会見で即席の「盗撮ビデオ男」を演じたのは東宝アド株式会社の若手社員だったそうで、なんと自前のスーツにビデオカメラを被っての熱演だった。

 この「盗撮ビデオ男」を考案したのは、キャンペーンCFを製作した株式会社ロボット。『海猿』シリーズや『ALWAYS三丁目の夕日』など近年大ヒット作を多く手がけて、2006年度のDVDでーた大賞特別賞も受賞した気鋭の映像製作会社だ。こんな豆知識を頭に入れておくと、映画館で流れるCFも違う意味で楽しめるかも。映画ファンは要チェックだ。

 ちなみに、従来の法律との一番の違いは以下のようになる。今までは「個人の楽しみのため(私的使用目的)」と主張すれば著作権侵害とすることが困難だった。しかし、本法律施行後は、私的使用目的を含むすべての録画・録音が違法となる。見つかった場合は10年以下の懲役、もしくは1000万以下の罰金に処せられる。映画業界としては今後、悪質な盗撮現場を発見した場合にはただちに警察に通報するという断固とした対応をとっていくという。本法律は5月30日に公布、3か月後の8月30日から施行される。

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