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トニー・レオン、新潟県中越沖地震の被災者に励ましのメッセージ

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僕自身は暴力的な男ではありません! 暴力シーンは監督お任せしました。
僕自身は暴力的な男ではありません! 暴力シーンは監督お任せしました。

 12日、『傷だらけの男たち』に主演した香港の大スター、トニー・レオンが緊急来日し、映画の大ヒットを記念して舞台あいさつを行った。

 映画の原題は『傷城/CONFESSION OF PAIN』、これは「傷ついた街」という意味だ。物語は2003年のクリスマスから始まるが、この年は香港でSARSが猛威を振るった年であり、タイトルは香港人が負った心の傷も表しているという。終始笑顔だったトニーだが、映画の香港という街について聞かれたときは思わず「ふーっ」と困ったようなため息をもらし、表情が厳しくなった。「その質問をされると悲しくなります。実は、わたしの心の中の香港は、今はもうないんです。それは97年の返還前の香港です。自分が生まれ育った街、今でも子どものころの思い出を鮮明に覚えています。今ではほとんどの建造物がなくなってしまい、もう僕の心の中にしかないんです」と郷愁たっぷりに語るトニーに、会場がシーンとしてしまう一幕もあった。

 だからこそ、先日起こった新潟県中越沖地震で被災した方に対しても大変胸を痛めているようで、「科学技術がこれだけ発展しているとはいえ、天災が起こると人間の無力さを感じます。被災された皆さんが一日も早く落ち着いた暮らしを取り戻せるように、引き続き頑張って前向きに生活してほしいです」と心からエールを送った。

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 『傷だらけの男たち』はトニーが人生初の悪役に挑んだことでも話題を集めている。トニー自身は新しい試みに意欲的に取り組み、出来上がりにはとても満足したようだ。「新鮮な感じでよかったと思います。でも、僕は暴力的なシーンが苦手なんです。実は映画の中で凶器を持っている手は、アンドリュー・ラウ監督の手なんですよ」と衝撃の裏話を告白し、会場にいたファンをビックリさせた。映画を観るときはトニーの手のアップに注目だ。

『傷だらけの男たち』は絶賛公開中。
オフィシャルサイト drywhisky.com

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