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岩田さゆりが『キャプテン』共演者に「冷たくしてしまったかも」しれない理由は…

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後列左から永井浩介、岩田さゆり、筧利夫、宮崎美子、室賀厚監督   前列左から中西健、布施紀行、小川拓哉
後列左から永井浩介、岩田さゆり、筧利夫、宮崎美子、室賀厚監督 前列左から中西健、布施紀行、小川拓哉

 18日、名作野球漫画を実写化した『キャプテン』が初日を迎え、主人公の谷口タカオを演じた布施紀行筧利夫宮崎美子岩田さゆりら主要キャストと監督の室賀厚が舞台あいさつを行なった。

 野球部を取材する新聞部員の佐々木舞役を演じた岩田は、野球部の少年たちとあまり話す機会がなかったそうだ。「みんなにぎやかで元気でフレンドリーに接してくれたんですが、私は人見知りなんで冷たくしたかもしれないです……」と言ったところで、少年たちを見ながら、ちょっとだけ言葉につまってしまった岩田。謝るほどではなかったのだろうが、申し訳なさそうにしていたのが印象的だった。

 主人公の谷口を演じたのは約3000人の中からオーディションで選ばれた布施。谷口役に決まった瞬間の気持ちを聞かれ「自分が主役で映画ができるのかと思った」と謙遜(けんそん)していた。しかし完成した映画については「意外といい映画だった(笑)」と発言し、その自画自賛(?)ぶりに、会場は大爆笑。

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 父親役の筧も「1度ならず、2度、3度、4度、5度と(笑)、友人とでも、親せきのおばちゃんとでも、何度でも映画館に足を運んで下さるようお願いいたします」と、まるで選挙演説のような話しぶりで場を盛り上げた。その様子は映画の中で演じた熱い父親そのもので、舞台あいさつでも少年たちをバックアップして父親役としての貫録を見せていた。

 『キャプテン』は1972年に発表された故・ちばあきお原作の野球漫画。コミック累計発行部数は1900万部になるという名作で、谷口、丸井、イガラシ、近藤と代々の墨谷二中野球部キャプテンを主人公にしながらストーリーが進んでいく。今回は、シリーズの中でも特に人気の高い「谷口キャプテン時代」を映画化している。

『キャプテン』は絶賛公開中。
オフィシャルサイト captain-movie.com

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