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北野監督に1000人がスタンディングオベーション!本人は「精神的に参っていた」と告白

第64回ヴェネチア国際映画祭

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テレながらも呼びかけに応える北野武監督
テレながらも呼びかけに応える北野武監督 - (c)KazukoWakayama

 第64回ヴェネチア国際映画祭で、新設された賞「GLORY TO THE FILM MAKER!」の第1回受賞者に選ばれた北野武監督に対して30日、授賞セレモニーが行われた。

 北野監督の映画『監督・ばんざい!』の英語タイトルがそのまま名付けられた同賞は、常に新しい挑戦を続けている北野監督の姿勢に感銘を受けて、新設されたもの。セレモニーは、招待作品『監督・ばんざい!』の上映前に行われた。

 まず、同映画祭ディレクターのマルコ・ミュレール氏から「過去の功績に対して贈られる賞はありますが、これからの、さらなる活躍が期待される監督に賞を授与するのは、本映画祭でも初の試みです。その第1回受賞者に北野武監督が選ばれました。カントク、バンザイ!」とあいさつ。

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 映画祭のスポンサーでもあるジャガールクルト社から、同社の代表作レベルソ(時計)に、北野監督の名前が刻まれた特注品が贈られると、約1000人の観客から、一斉にスタンディングオベーションが沸き起こった。

 北野監督は、純金の時計をしげしげと眺めながら「もったいなくて、付ける勇気がないね」とニンマリ。また、「『監督・ばんざい!』があまりヒットしなくて、精神的に参ったなと思っていたんだけど、そんなときにイタリアから映画のタイトルをそのまま付けたこういう賞をくれると申し出があって精神的にラクになった。ありがたいね」と本音を漏らしていた。

 ただ最後に「今後、どんな監督にこの賞をもらってほしいか?」と尋ねると、「2回目もおれで。大橋巨泉のゴルフ大会みたいにさ(笑)」と記者を笑わせるのも忘れていなかった。ちなみに、ジャガールクルト社の担当者によると、時計の価格については「プライスレス(笑)」だという。

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