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ヤクザや殺し屋役は割とムリヤリ…本当は優しい遠藤憲一を直撃!

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とっても良い人です!
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 業田良家原作の4コマ漫画「自虐の詩」を、「トリック」シリーズなどで有名な堤幸彦監督が映画化した『自虐の詩』。本作で、爆笑必至の“ぶっとび”演技を見せている遠藤憲一に話を聞いた。

 『自虐の詩』では、主演の中谷美紀阿部寛のほかに、実はもう1人隠れた主役がいる。それは、主人公・幸江(中谷)への思いを自分勝手に大暴走させていく“あさひ屋のマスター”を演じる遠藤だ。
 
 登場しただけで、次はどんなことをやらかすのかついついニヤけてしまう “あさひ屋のマスター”は、本作のおいしい隠し味だ。一体どうしたら、マスターのような面白いキャラクターを作り出せるのだろうか?

 「今回は、とにかく真剣な気持ちを大切にしました。笑いって、すごく難しくて、狙いすぎると空回りするんですよね(笑)。でも、この“あさひ屋のマスター”はいつだって真剣なんです。真剣で、大まじめにやってるから、面白いんだと思うんですよね」

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 これまで遠藤は、数々の役柄に挑戦してきたが、何といってもコワモテの風ぼうから“殺し屋”や“ヤクザ”という印象が強い。“あさひ屋のマスター”のような役柄は、演じるのが難しいのではないだろうか……。しかし、遠藤からは、「“あさひ屋のマスター”のほうが、演じやすかったですね」という予想とは正反対の答えが飛び出した。
 
 「こういう(怖い)顔しちゃってるから、役柄もヤクザとか、殺し屋とかが多いんですけど、本当はああいうのを演じるときこそ、すごく作っちゃってるんですよ(笑)。無口でもないし、実際はすごいおしゃべりだから、おれ(笑)。だからわざと声を低くしたりして、結構意識してるところが多いんです。本当は、今回みたいな“あさひ屋のマスター”の方が近いかな」と話したあと、「まあでも、女性にあんな迫り方はしないけどさ(笑)」とげらげら笑う遠藤は、役柄からくるコワモテのイメージからはかけ離れた、気さくな人柄だった。

 この作品の良さは「自分が出てる作品って、ほとんどR指定とかだったんだけど(笑)、この作品は、ほんとに子どもから、大人までが楽しめる作品だと思う。だから家族で観てもらいたいですね!」

 普段怖い人が、面白いことをすると最高に笑えるときがある。遠藤が醸し出す面白さは、そんな“キケン”な笑いかもしれない。殺し屋やヤクザを演じた“コワイ遠藤憲一”をたっぷり観た後に、この作品を観れば、あまりのギャップにきっと吹き出してしまうはずだ!

『自虐の詩』は10月27日よりシネクイント、シネ・リーブル池袋ほかにて全国公開
オフィシャルサイト jigyaku.com

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