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“チーム・バチスタ”メンバー、松山ケンイチに対抗心メラメラ!?

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後列左から、田口浩正、玉山鉄二、池内博之、前列左から佐野史郎、竹内結子、阿部寛
後列左から、田口浩正、玉山鉄二、池内博之、前列左から佐野史郎、竹内結子、阿部寛

 9日、日劇2にて映画『チーム・バチスタの栄光』の初日舞台あいさつが行われ、主演の竹内結子、阿部寛、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹、佐野史郎、原作者の海堂尊、そして中村義洋監督が登壇した(この映画のフォトギャラリーはこちら)

 登壇していきなり「緊張してきちゃった」とこぼす竹内を始め、彼女との迷コンビで作品を引っ張った阿部、そして佐野らチーム・バチスタの面々も公開初日を迎えた安心感なのか、舞台あいさつは終始和気あいあい。壇上では「佐野さんと吉川さんが鶏肉で縫合の練習をしてた」(池内)、「手術の見学に行ったとき、電気メスで臓器を切っていて、思わずバーベキューのにおいを思い出した」(玉山)など医療ミステリーならではの舞台裏が次々と明かされ、映画を観終わったばかりの観客を楽しませていた。

 この日はほぼ同時刻に、真向いにある丸の内ピカデリー1でも映画『L change the WorLd』の初日舞台あいさつが行われたため、会場周辺は映画ファンやマスコミ、さらに配給会社のスタッフらでごった返し、一時は身動きも取れない状態だった。それだけに壇上の中村監督も“ライバル”を意識せずにはいられない様子で「こっちもスピンオフを作りたい。『バチスタ・チェンジ・ザ・ワールド』とか(笑)」とコメントした。もちろんこの発言は、幅広い年齢層でぎっしり埋めつくされた客席を目の当たりにしたからこその自信の表れ。原作小説はすでに続編にあたる「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・ルージュの凱旋」が出版されているので、これらが映画化される可能性は十分ありそうだ。

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 なお、チーム・バチスタのエリート医師を演じた吉川晃司は1人で故郷の広島に飛び、県内の劇場で舞台あいさつを行った。

 『チーム・バチスタの栄光』は大学付属病院を舞台に、心臓手術のエリート集団“チーム・バチスタ”が起こした連続術中死をめぐるサスペンス。今年5月に韓国で上映されるほか、台湾、香港などアジア7か国で上映される予定だ。

映画『チーム・バチスタの栄光』は全国東宝系にて全国公開中
オフィシャルサイト team-b.jp

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