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押井守監督、「ハゲるし胃も痛むし太るし」と身もフタもない発言を連発!

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多くの人にスクリーンで観て欲しいと語る押井監督
多くの人にスクリーンで観て欲しいと語る押井監督

 12日、新宿ミラノ2にて、映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』の初日トークショーが行われ、押井守監督と、声優の田中敦子大塚明夫榊原良子が登壇した。

映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』写真ギャラリー

 13年前に作られ、押井監督の名を一躍世界にまで広めた映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を最新の技術で新たに作り直した本作。その当時を振り返った押井監督は、「この作品はお金に困って作ったわけで、この作品に振り回されたこともあった」と身もフタもないコメントで観客を笑わせたが、その後は「公開当時は話題にもならなくて、興行的にはコケるか否かの瀬戸際という感じだった。だから、実はスクリーンでこの作品を観てくれた人はそんなに多くないんですよね。それが心残りだった」と胸の内を明かした。

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 また、来月公開される最新作映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』について話を振られると、「自分の新作の公開前に、違う映画の初日を迎えるのは複雑な気分で、さっきも、あれ、そういえばスカイもやってたよなって話をしたばかり(笑)。映画『イノセンス』のときは、ハゲるし胃も痛むし、苦労してないのに太っていくというすごく悲しい現実があったけど、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』は作っていて楽しかったし、明確なメッセージがあるので焦りもなくて、すごく前向きに思える」と軽やかな表情を浮かべ、遠くは鳥取から駆けつけたという熱狂的なファンたちに向けて、メッセージを送っていた。

 『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』は、1995年に公開されたオリジナル作品を、押井監督自らの手で大胆にリメイク。キャストを一部変更して再録音したほか、CGなどの最先端技術を取り入れた意欲作。

映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』は全国公開中

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