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「相棒」シリーズ初のスピンオフ、ヒロインは清らか美人の紺野まひるに決定!

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知子を演じる紺野まひる-映画『鑑識・米沢守の事件簿』より
知子を演じる紺野まひる-映画『鑑識・米沢守の事件簿』より

 興行収入44.3億円を超えた2008年度上半期ナンバーワン大ヒット映画『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』だが、その「相棒」シリーズのスピンオフ映画『鑑識・米沢守の事件簿』が誕生することになり、ヒロインに紺野まひるが選ばれたことが発表された。

 テレビシリーズも含め「相棒」シリーズのスピンオフは初めてで、その内容やキャストには注目が集まっており、先に主演の鑑識・米沢守を演じる六角精児の出演が公表されていた。紺野は、映画『県庁の星』で織田裕二の婚約者役やテレビドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス」などで清楚(せいそ)な美しさがひときわ輝いていた元宝塚のトップスター。

 本作では鑑識・米沢の逃げた女房と所轄刑事・相原の別れた女房が酷似していたことで、二人が出会い、新しい相棒コンビの誕生のきっかけとなる重要な役どころだ。紺野は本作で一人二役に挑戦するが「特に意識せず自然に演じられたと思います。ヘアスタイル・服装の違いのほかは、 せりふにもあるように、相原誠の妻の方の知子は突拍子もない女性で、米沢守の妻の方の知子は幻のような感じの女性なんだと思いました」としっかりと役柄を分析した上で違いをつけて演じていたことを明かした。

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 しかし意外にも紺野は、テレビシリーズはあまり観ていなかったそうだ。「映画を観て躍動感あふれる映像に引き込まれました。最初は長いシリーズものなので、その世界に溶け込めるかとても不安だったのですが、六角さんをはじめスタッフの皆さんと接するうちに、その不安は消え、『相棒』という作品の中に居ることが楽しくなり、撮影を終えるころにはもう少し 『相棒』を楽しみたいと思っていました」と人気シリーズのヒロインという大役ながらも楽しみながら撮影に参加していた大物女優ぶりをのぞかせた。

 また、杉下右京&亀山薫に継いで本作の主演に抜てきされた、鑑識・米沢守を演じる六角精児は「米沢の女房役として紺野さんのような素晴らしい女性に出演していただけることは、世の不細工な男の大きな励みになるのではないかと思います」と自虐コメントで紺野の美しさをたたえていた。

映画『鑑識・米沢守の事件簿』は2009年春、全国公開予定

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