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南原清隆、大林監督に永作博美の魔性の女っぷり教える?

第21回東京国際映画祭

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「永作さんは魔性なんですか?」そんなイメージは知らないという大林監督と、あこがれの人を前に緊張ぎみの南原
「永作さんは魔性なんですか?」そんなイメージは知らないという大林監督と、あこがれの人を前に緊張ぎみの南原

 18日、東京国際映画祭が開催されている六本木アカデミーヒルズにて、映画『その日のまえに』の記者会見が行われ、主演の南原清隆、大林宣彦監督が出席した。

映画『その日のまえに』写真ギャラリー

 この日、学生時代から大林監督作品の大ファンだったという南原は緊張した様子。それに対して大林監督はにこやかにリラックスした表情で会場に現れた。まず女性記者から、劇中で南原演じる主人公の妻役である永作博美について「魔性の女を演じることが多い永作さんですが……」と質問が出ると、監督が「(永作さんは)魔性の女なんですか? 若い人の世界は、よくわからないので」と聞き返し、隣の南原が「アラフォー世代の代表らしいですよ!」と答えると会場は笑いに包まれた。監督はそれまで、永作のそんなイメージを知らなかったのは幸いだとし、「すてきな少女でね……ナンチャンに良く似合う子は、ひろべえしかいなかったの」と永作のことを「ひろべえ」と親しみを込めた様子で呼んでいた。

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 つい先頃、65歳で亡くなった峰岸徹さんの最後の出演作でもある本作。生前の峰岸と親しかった大林監督は「彼が最後の入院をする直前に、カメラを持って自宅へ行きまして、玄関で撮りました。彼は誠実な役者で、OKと言ってもなかなか満足しない人。3回やって、『OK!お疲れさん!』と言って握手したのが最後です」と当時を振り返った。本人と直接会うことはなかった南原は「峰岸さんの出演シーンを観て、映画を愛する気持が伝わってきました。その思いを受け止めて、僕らや下の世代が大林映画、果ては日本映画を盛り上げていきたいです」と神妙な面持ちで語っていた。

 『その日のまえに』は、直木賞作家・重松清の連作短編小説原作による感動のドラマ。余命わずかと宣告された妻とその夫が、「その日」までを一生懸命生きていくさまを、周囲の人間との交流を絡めて情感豊かに描く。

映画『その日のまえに』は11月1日より角川シネマ新宿ほかにて全国公開

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