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女形の早乙女太一の美しさにうっとり!チェン・カイコー監督「化粧顔が見たかった」

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ユィ・シャオチュンと早乙女太一
ユィ・シャオチュンと早乙女太一

 21日、ザ・ペニンシュラ東京にて中国映画『花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~』の来日記者会見が行われ、出演者の安藤政信、ユィ・シャオチュン、チェン・カイコー監督、そしてスペシャルゲストの早乙女太一が登場した。

映画『花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~』写真ギャラリー

 映画『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』以来の映画出演となる安藤は、開口一番「お久しぶりです!」とあいさつ。初めての中国映画で、しかも巨匠と呼ばれるチェン・カイコー監督の作品に、重要なキャラクターとして抜てきされたことについて「中華圏で役者としてスタートしたのがチェン・カイコー監督作品というのは、日本で北野武さんの映画でスタートしたのと同じくらい」としみじみ語り、日中両国で最初に組んだ監督が巨匠クラスであることに感慨深い様子だった。

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 中国の京劇界に実在した天才女形俳優の人生を描く本作。作品にちなみ、最後にスペシャルゲストとして日本が誇る若手女形俳優の早乙女太一が登場し、キャストと監督に花束を手渡した。本作の感想を聞かれた早乙女は「本当にとても、大人の世界で……。すごく美しい映画でした。僕が言うのも何なんですけど(笑)」と謙虚にコメント。早乙女が出演した作品をたくさん観たというチェン・カイコー監督は、「舞台上の彼は本当に美しい。今日は(早乙女さんが女形に)メークアップしていないのが残念ですね~」とユーモラスに語り、会場は笑いに包まれた。

 『花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~』は、世界中に京劇の魅力を広めた伝説の女形俳優、梅蘭芳(メイランファン)の栄光と孤独に包まれた波乱の人生を描く伝記ドラマ。主演はレオン・ライ。その愛人をチャン・ツィイーが演じている。2009年ベルリン国際映画祭コンペティション出品作。

映画『花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~』は3月7日より新宿ピカデリーほかにて全国公開

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