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『マッドマックス4』は3Dアニメで製作

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ジョージ・ミラー
ジョージ・ミラー - Paul McConnell / Getty Images

 撮影直前まで製作が進みながらも、イラク戦争の影響で資金繰りがうまくいかず製作が中止されてしまった近未来バイオレンス・アクション映画『マッドマックス』シリーズ4作目。製作中止から6年近く経った今、監督のジョージ・ミラーが『マッドマックス4』に関して驚くべき情報を明かした。

映画『ハッピー フィート』

 ジョージ監督がMTVに語ったところによると、『マッドマックス4』を3Dアニメーションとして製作しようと考えているそうだ。「わたしはいつもアニメーションが好きだったんだ。特に、日本のアニメの感性は素晴らしい。日本のアニメが持つ繊細(せんさい)な感性は、わたしがいつも描きたいと思っていることだ」と語り、『マッドマックス4』はジャパニメーションのスタイルで作る予定であることを明らかにした。

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 ジョージ監督とアニメが結びつかないかもしれないが、監督はアカデミー賞長編アニメ賞を受賞したフルCGアニメ映画『ハッピー フィート』で監督・脚本・製作を手掛けている。『マッドマックス4』は、『ハッピー フィート』とは違ってファミリー・ムービーにするのではなく、R指定(17歳未満は保護者同伴が必要)の大人向けのアニメとして作られる予定だ。ストーリーは、2003年に製作中止された『マッドマックス4』の脚本を基にし、ゲーム化も化考えているとのこと。

 当初、『マッドマックス4』は実写映画としてマックスの息子が活躍する物語になる予定で、シリーズを通して主演したメル・ギブソンではなく若い世代の俳優が主人公を演じ、主演候補には故ヒース・レジャーの名前も挙がっていた。3Dアニメとして製作される『マッドマックス4』にもメルはかかわらない予定で、ジョージ監督もメルではなくほかの俳優に吹き替えを担当させる見込みだ。

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