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中村雅俊、井上順、イッセーで1日限定異色ユニット結成?『60歳のラブレター』初日

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息ピッタリの(左から)イッセー尾形、中村雅俊、井上順
息ピッタリの(左から)イッセー尾形、中村雅俊、井上順

 映画『60歳のラブレター』が16日、初日を迎え、東京・丸の内ピカデリーで主演の中村雅俊原田美枝子井上順イッセー尾形綾戸智恵の豪華キャスト陣と深川栄洋監督が舞台あいさつを行った。

映画『60歳のラブレター』写真ギャラリー

 それぞれの事情を抱える3組のカップルの姿を描く本作で、印象的と言われるのがイッセーと綾戸がふんしたけんかの絶えない松山夫妻。病に倒れた妻のため、夫・正彦が病室でギターを奏でる感動的な見せ場について、イッセーは「ただただ、綾戸さんのお顔と10円ハゲだけを見て演じておりました!」と告白。綾戸は「女優さんたちはきれいでええな~。わたしはずっとゾウリ履いてるだけで、揚げ句の果てには10円ハゲまで作らされて……」と役柄に恨み節。それでも「セリフも何にもアカンのに、監督がいろいろと言ってくださって。でも一番は(イッセーに)あんたのおかげや。いい相方です!」と愉快なコンビネーションを見せていた。

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 そして特別に、正彦が病室で奏でたビートルズの「ミッシェル」を中村と井上、イッセーの3人でセッション! 現場の苦楽をともにした仲間とギターの生演奏で歌い上げた中村は「オレはビートルズのファンでもありまして、歌っていて感慨深いです」と満足げ。映画のプロモーション中だった先月に長男・俊太の大麻問題が浮上し心労も大きかっただけに、初日を迎え、感慨もひとしおの様子だった。

 本作は、長年連れ添った夫や妻への思いを一枚のはがきにつづる企画で、日本中から寄せられたメッセージに着想を得て作られた感動作。熟年世代へさしかかったカップル3組の姿を描く。

映画『60歳のラブレター』は全国公開中

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