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諸星和己、オレ様ぶり“舌好調”!上から目線で「ショーン・ペンよりオレの方が上!」

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チェーンソー片手に「かかってこいや~!」
チェーンソー片手に「かかってこいや~!」

 カルト映画『死霊のはらわた』の日本版ミュージカル「EVIL DEAD THE MUSICAL ~死霊のはらわた~」で、主人公のアッシュを演じる諸星和己がオレ様流に最近のハリウッド映画や、主演舞台に対する思いを語ってくれた。

 本作のオファーが舞い込んできたとき「ようやくお前たちは、オレにしかできないってことに気付いたのか」と上から目線の感想を漏らした諸星は、最近観たハリウッド映画についてもオレ様ぶりを発揮。「ほとんどの映画が始まって10分でストーリーがわかっちゃうでしょ?」と辛口に語り、オスカー俳優ショーン・ペンについても「彼が出ている映画は観ちゃうけど、でも僕の方が全然上! 好きとかあこがれじゃなく、彼のことを心配で僕が上から見守っている感じ(笑)?」と“舌”好調。映画版『死霊のはらわた』で主演を演じた怪優ブルース・キャンベルに至っては「もともとオーラが違うんで。僕の方がオーラありますから!」とバッサリ切った。

 主演する本作は、映画『スパイダーマン』などで知られるヒットメーカー、サム・ライミ監督によるデビュー作映画のミュージカル版。カナダ、アメリカ、韓国を経て日本に上陸。山小屋に遊びにきた若者たちが死者の書の封印を解いたことから起こる恐怖をユーモアたっぷりに描く異色のコメディーミュージカルだ。昔から現実味を帯びていない映画は好きではないと語る諸星。10代のころに観た映画版の感想は「……なるほどね」とあっけないもの。しかし、これまでの冗舌の背景には、舞台に懸ける思いと情熱が秘められていた。

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 「今回演じるにあたって、映画は見直さなかった。演出の河原さんが『今のこのメンバーで、舞台を作り上げていこう』と言ってくれたのもあるし、ブルース・キャンベルを意識しないで僕にしかできないアッシュを演じたいって思ったんだよね。そろそろ40歳。ほかの演者はほとんどが20代だから、僕がリーダーとして引っ張っていかなきゃ。」とその瞳は真剣そのもの。「40歳近いけどまだ若いんで、いろいろと経験したい。ステージに上がってマイク持って……。自分が自分であると思える場所だからね」とさりげなく語り、「本当にくだらないことを真剣にやるのが今回の舞台。今の日本には、自分にプライドを持って遊びも仕事も一生懸命やるっていうのがないでしょ? だから観に来てくれたお客さんにそれを感じてもらえれば」と意気込みを語った。

ミュージカル「EVIL DEAD THE MUSICAL ~死霊のはらわた~」は6月25日から7月5日まで、池袋・サンシャイン劇場にて上演

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