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元浪費家の中村うさぎ、元ファーストレディのイメルダ夫人を猛批判?

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イメルダ夫人は純粋だと思いますか?
イメルダ夫人は純粋だと思いますか?

 19日、作家の中村うさぎが、ポレポレ東中野で行われた映画『イメルダ』公開記念トークイベントに登場した。

映画『イメルダ』

 かつて自身の浪費癖を赤裸々に描いたエッセイが人気を博した中村は「わたしがここに呼ばれたのは、多分『おまえも(イメルダ夫人のように)靴を3,000足持っているんだろう』っていうことだと思うんですけど(笑)」と苦笑。今はブランド物をまったく買っていないと前置きしつつ「こういう過剰なことをしてしまう人いうのは、ものすごく欠落があると思う。その欠落の埋め方がわからないので、とりあえず靴、バッグ、服を買う」と持論を披露。さらに「彼女は自分を絶対に肯定するけど、それは欠落感の表れ。彼女の発言を裏返しにとっていくと、イメルダという人を理解しやすい」などと、独自の視点で鋭くイメルダ夫人の人間性を分析した。

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 そんな切れ味鋭いトークを繰り広げる中村に、男性司会者が「観ているうちに、イメルダ夫人はもしかして純粋な女性ではないかと思って……」ともらすと「純粋!? どういう意味ですか?」と発言に納得いかない様子で突っ込みまくった。次いで「イメルダ夫人みたいな人を奥さんにしたい? 夫のマルコスみたいに死んだあと蝋人形にされたらうれしい(笑)?」と矢継ぎ早に質問して司会者はタジタジに。二人のやり取りがまるで漫才のボケと突っ込みのようで、会場からは笑いが起こっていた。

 『イメルダ』は、かつてフィリピン共和国のファーストレディだったイメルダ夫人が、自らの人生を語ることを承諾した初のドキュメンタリー。内気だった少女時代から政治を操り贅沢三昧だった大統領夫人としての日々、そして失意に落ちて現在に至るまでの過程が本人と彼女を知る周囲の人々の口から語られる。

映画『イメルダ』はポレポレ東中野ほかにて公開中

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