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矢沢永吉、六本木ヒルズに降臨!ファンにはコール禁止令発令?

第22回東京国際映画祭

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さすがの矢沢も初体験に照れくさそう。
さすがの矢沢も初体験に照れくさそう。

 21日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、第22回東京国際映画祭に特別招待されている映画『E.YAZAWA ROCK』がワールドプレミア上映され、日本ロック界のカリスマ、矢沢永吉が人生初の映画舞台あいさつに立った。

映画『E.YAZAWA ROCK』

 まずは野外でのグリーンカーペットセレモニーが開幕。ブラックのスーツに身を包んだ矢沢が、六本木ヒルズにさっそうと登場した瞬間、会場周辺を埋め尽くした数百人のファンが悲鳴にも似た歓声を上げた。こうしたイベントに出席すること自体が珍しい矢沢だけに、取材陣の間では「ご機嫌は大丈夫だろうか?」と心配する声もあったが、ファンの熱狂を目の当たりにしたからか、本人の表情は晴れやかで、カメラマンの呼びかけにも笑顔で応じていた。

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 会場をTOHOシネマズ六本木ヒルズに移動して行なわれた、人生初となる映画舞台あいさつでも、そのオーラはもちろん健在。「何か落ち着かないですね。手を前に組んだりして、ついイイ人になっちゃう」と初めての経験に照れくさそうな様子の矢沢は、30年の音楽キャリアを振り返る本作について、「(アーティストとして)結構長くやれたと思いました。ぜひ今度はフィルムで観て、楽しんでください」とファンにアピールした。約650人ものファンで埋めつくされた満席の会場は、ファンの熱気で最後まで冷めることはなかった。

 ちなみに舞台あいさつ前には、熱狂的なファンに対して「大声で騒がない」「登壇者への呼びかけ禁止」「登壇者名のコール禁止」「物を投げない」など異例の禁止令が出された。

 『E.YAZAWA ROCK』は日本のロックシーンを駆け抜け、今年60歳を迎えた矢沢の現在を追うドキュメンタリー映画。100回を記念する武道館公演をはじめとするライブ映像はもちろん、貴重なレコーディング風景やリラックスした雰囲気の中で行われたインタビューなど、ファンならずとも見逃せない内容になっている。

映画『E.YAZAWA ROCK』は11月21日より新宿バルト9ほか全国公開

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