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異才脚本家チャーリー・カウフマンと盟友スパイク・ジョーンズが『脳内ニューヨーク』を語る!

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スパイク・ジョーンズ(左)とチャーリー・カウフマン(右)
スパイク・ジョーンズ(左)とチャーリー・カウフマン(右) - Debra L Rothenberg / Getty Images

 映画『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』の脚本家、チャーリー・カウフマンが初監督した『脳内ニューヨーク』について、プロデューサーを務めたスパイク・ジョーンズとカウフマン監督に話を聞いた。

映画『脳内ニューヨーク』写真ギャラリー

 プロデューサーを務めたスパイクは「自分の人生をコントロールしようと苦しんでいる男性の物語さ。主人公は舞台の演出家で、自分の人生すべてが含まれている舞台を成功させようと必死なんだ。その舞台を成功させることによって、コントロールできていない自分の人生をどうにかコントロールしようともがいているんだよ」と独特な世界観を持つ本作を解説。しかし、そもそも本作はスパイクがカウフマン監督にホラー映画用の脚本を依頼して始まったもの。ところがスパイクが別作品の製作準備に入ってしまったことで、カウフマンが監督に名乗りを上げたのだという。

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 本作で監督デビューを果たしたカウフマン監督は「俳優もエキストラも多かったし、撮影期間も短かったけれど、素晴らしい作品が撮れたと思う」と満足げ。物語を想像し、脚本として執筆する行為については「脚本を書くというのは、とても創造的で特別なもの。真っ白なページに向かい、ゼロから自分の世界を作り上げるんだ」と語る。天才脚本家としてこれまで活躍してきたカウフマン。そんな彼の好きな映画のジャンルはスリラーやコメディーで、ラブストーリーは苦手らしい。しかし「僕の作品はすべてラブストーリーと言えるかもしれない。シュールで空想的な世界を描いているけれど、意識レベルでは僕が感じ、僕が理解しているリアルなものを表現したいと思っているから」と独自の解釈で自身の作家性を明かす。

 本作には、映画『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマンや映画『ブロークバック・マウンテン』のミシェル・ウィリアムズをはじめ、演技派キャストが大集結。独創的な感覚を持つ二人が作り上げた本作で、イマジネーションの極致を楽しんでほしい。

 映画『脳内ニューヨーク』は、マッカーサー・フェロー賞を受賞して賞金を手に入れたスランプ気味の作家ケイデン・コタード(ホフマン)が、自分の頭の中にあるニューヨークを実際のニューヨークに作り出そうとする姿を描く。

映画『脳内ニューヨーク』は11月14日、渋谷シネマライズほかにて全国公開

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