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低予算ホラー『パラノーマル・アクティビティ』が日本でもヒット!2日で1億円の興収、映画館は長蛇の列

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『パラノーマル・アクティビティ』初日の行列
『パラノーマル・アクティビティ』初日の行列

 135万円という低予算で製作されながら、アメリカで興収90億円超えを記録した話題のホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』が30日、日本でも公開され、土日興収で1億円を超え、スクリーンアベレージでは『ラブリーボーン』『ゴールデンスランバー』を超えていることがわかった。(スクリーンアベレージとは、1スクリーンあたりの興行収入)

映画『パラノーマル・アクティビティ』

 ホラー映画はここ最近日本で大ヒット作はなく、久々の快挙となる。30日に公開した本作は、都内劇場において、軒並み満席で立ち見も出る大盛況。月曜日も平日にもかかわらず、満席の劇場が続出。驚くのが客層で、ホラー映画でありながら半分近くが女性客。中高生が大挙して訪れたりもしていた。劇場の話では、劇場の外にいても中の観客の悲鳴が聞こえてきたり、泣きながら出てくる女性客もいたそうだ。

 『パラノーマル・アクティビティ』はもともと大作という位置づけではないので、上映館は160館で、同時期に上映のピーター・ジャクソン監督の『ラブリーボーン』や堺&竹内の『ゴールデンスランバー』などにくらべると館数も約半分。しかし、1スクリーンあたりの興行収入を比較すると『パラノーマル・アクティビティ』は約65万円に対し、『ラブリーボーン』約45万円、『ゴールデンスランバー』約63万円と大作をしのいでいることがわかる。女性客が多いことなどからも、口コミ効果が期待でき、今後の伸びに期待できそうだ。

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