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マドンナの監督2作目は、イギリス国王と人妻のスキャンダラスな恋物語!

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マドンナ
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 ポップス界の女王マドンナが、イギリスの王室の中で最もスキャンダラスな事件とされるエドワード8世と人妻であったアメリカ人女性ウォリス・シンプソンの恋物語を描いた映画『W.E』(原題)を監督することがわかった。ウォリス役には、映画『マイレージ、マイライフ』のヴェラ・ファーミガと出演交渉中で、エドワード8世については現段階では未定だ。脚本は、以前にマドンナの映画『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』を監督したアレック・ケシシアンと共に、マドンナ自ら執筆する。

 エドワード8世は、王位に就く前のプリンス・オブ・ウェールズ時代に、ヨーロッパ屈指のプレーボーイとして世間に知られ、貴族令嬢から芸能人までその交際相手は幅広い。だが、1931年にウォリスと出会ったことで一人の女性を愛することになるが、ウォリスは離婚歴を持った女性で、しかもエドワード8世と交際し始める前には別の男性と再婚していた。

 当時王位に就いていたジョージ5世から猛反対を受けるが、ジョージ5世の死後、エドワード8世は独身のまま王位を継承し、即位式にはウォリスが立会人として付き添っていた。エドワード8世は、ウォリスとの関係が真剣な愛であることを国民に伝えるために文書を作成するが、当時のボールドウィン首相にその文書を却下されてしまう。結果エドワード8世は1936年に退位。わずか325日間の在位日数であった。その後、フランスに渡ったエドワード8世はウォリスと結婚し、1972年にこの世を去った。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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