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芸能界屈指の昆虫マニア哀川翔、生涯主演200本目指す宣言!

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昆虫探偵に成り切る、哀川翔 -(c'est la vie 柏村信雄)
昆虫探偵に成り切る、哀川翔 -(c'est la vie 柏村信雄)

 青山大地原作の昆虫ギャグ漫画を映画化したシュールなサスペンスコメディー映画『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』で、主人公を演じた哀川翔がインタビューに応じ、作品の魅力と自身の主演映画記録について語った。

映画『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』写真ギャラリー

 虫と会話し、虫の依頼を受け、報酬としてオオクワガタを受け取る。昆虫専門の探偵ヨシダヨシミの元には連日、相談にやってくる虫が後を絶たない。そんなストーリーの原作コミックを読んだ哀川が「1ページ目でやられた!」ととりこになり、映画化を切望して制作されたのが本作だ。原作の設定をそのままに、映画版ではヨシミが国家を揺るがす大事件に巻き込まれるという壮大なストーリーに仕上がっている。

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 この映画で、芸能界屈指の昆虫マニアとして知られる哀川がこだわったのが、生きた虫との共演。気まぐれな虫たちに振り回され、「虫待ち」には相当苦労したそうが、「やつら独特の虫の間はすごい。鬼気迫ったときの虫の行動は、人間には絶対まねできない(笑)」と意表を突く虫の好演を絶賛。

 そんな虫たちの魅力にも増して、映画に深みをもたせているのが、主人公ヨシダヨシミのキャラクターだ。哀川は、「コミックは虫中心で読むけれど、映画はそうはいかない」とヨシミの人間像を随分膨らませたそうだ。人と目を合わせられず、虫にだけ奉仕するヨシミを哀川は、「彼から虫を取ったら死んじゃうくらいギリギリのところで生きている男」と分析し、「ヨシミが人間社会に一歩踏み出すきっかけを見つけるまでが描かれている」と深い人間探求の裏コンセプトを明かす。しかし観客には、「とにかく単純に笑ってほしい。まず笑って、その後で、命のはかなさとか、ヨシミの心の傷とかを追ってくれると面白いんじゃないかな?」とあくまでもシュールなコメディー作品であることを強調した。

 それにしても哀川はここ数年、ヒーローから昆虫探偵まで、さまざまなキャラクターを演じている。2004年公開の映画『ゼブラーマン』で記念すべき主演作品100本を達成して以来、順調に主演本数を更新。この先、生涯で何本くらい主演出演をしたいか聞いてみると、「200本!」と即答。本人いわく、「イチローが200本安打を達成したのを見て、おれもいけるんじゃないか」と思ったそうで、「死ぬまでに200」という前人未到の主演本数を目標にしている。ただむやみに主演を重ねるのではなく『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』のように、心から映画にしたい、演じたいという作品に挑戦していくという、哀川らしい男気を貫く姿勢は崩さない構えだ。

映画『昆虫探偵 ヨシダヨシミ』は4月3日より、新宿K’s cinema、シネ・リーブル池袋ほかにて全国公開

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