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ショーン・ペン、がれきの下から子どもと女性を救助 現地ではヒーロー・ペンと呼ばれる

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ハイチにて救援物資を自ら運ぶショーン・ペン
ハイチにて救援物資を自ら運ぶショーン・ペン - Photo:Newscom/アフロ

 1月に発生した大地震により壊滅的な被害を受けたハイチを救おうと活動していたショーン・ペンが、2月に訪れていたハイチで女性と子どもを救出していたことがわかった。

 イギリスのザ・サン紙によると、2月半ば現地でボランティア活動に参加し、がれきの除去作業を行なっていたショーンらはがれきの下に女性と小さな子どもを発見。周囲の人々の手を借り無事に救出し、負傷していた女性と子どもを自らの車に乗せ、現地で医療活動していたマイアミ大学病院のキャンプまで運び、治療が終わるまでずっと見守っていたそうだ。女性は脚に、子どもは頭部にそれぞれ重いけがを負っていたが幸い命に別状はなかったそう。

 また、アメリカのWebサイトのyahoo! 7によると、過去にも積極的にボランティア活動を行なってきたショーンだが、今回のハイチ復興のために募金機関の設立をし、2月半ばから娘のディランと共に実際にハイチを訪れて食料や衣服の配布、医療機関のために医者の手配などの活動を行ってきた。今回の訪問も11人の医者と共に現地を訪れていた。

 活動するショーンのジーンズは裂けTシャツはボロボロ、けがをするのもいとわずに現地の人々と復興活動に取り組んでいた。ショーンは「援助が実際に被災者に行き届いているのかを確認したかった、震災により荒廃してしまったハイチに少しでも早く平和が訪れるように最善をつくしたい」とコメントしている。現地ではヒーロー・ペンと呼ぶ人もいるほどショーンは精力的に救助活動にあたっていた。

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