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マドンナ、新作映画のためイギリス女王に援助を求める手紙

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今度はどんな映画を撮るのか楽しみなマドンナ
今度はどんな映画を撮るのか楽しみなマドンナ

 ポップ界の女王・マドンナが、新しく企画した映画の撮影のため、本物の女王に協力を求める手紙をつづった。テレグラフ紙(電子版)によると、マドンナは、1937年にイギリス国王エドワード8世と結婚したアメリカ人女性、ウォリス・シンプソンの姿を描く映画を企画しており、通常は撮影が許可されないイギリスのバッキンガム宮殿内での撮影ができるよう、エリザベス女王に許可を求めている。

 ウォリス・シンプソンはエドワード8世と出会ったときにはすでに1度の離婚と再婚を経験しており、夫がいながらエドワード8世との不倫関係に陥ったことで大きなスキャンダルとなった。さらに、エドワード8世と結婚するために、2番目の夫とも離婚。イギリス王室はふたりの交際に大反対だったが、エドワード8世は王位を捨ててウォリスと結婚した。エドワード8世の退位により、彼の弟で現エリザベス女王の父であるヨーク公がジョージ6世として戴冠した。

 マドンナは今夏にも撮影を開始する予定で現在脚本に取り組んでいる。製作関係者は「マドンナはこの映画を出来るだけ真実に近い形で作りたいと考えており、撮影の許可が得られれば大変ありがたいこと。イギリスが大好きだし、イギリス女王を大変尊敬している」と語っているが、一方バッキンガム宮殿の廷臣からは、「女王が例外を許可するとは思えないし、特にウォリス・シンプソンの映画となると難しいだろう」と語っている。

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