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セーラー服に三つ折りの白い靴下!清楚なお嬢さまが勢ぞろい!『マリア様がみてる』の撮影現場

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現場は和やかでも撮影は真剣そのもの!!
現場は和やかでも撮影は真剣そのもの!!

 長野県上田市の上田旧宣教師館で行なわれていた、映画『マリア様がみてる』の撮影現場が公開された。

 乙女のバイブルと呼ばれた今野緒雪による原作は、集英社コバルト文庫より発刊されている人気小説で、累計発行部数540万部(既刊37冊)のベストセラー。2004年にはテレビ東京系でテレビアニメ化もされるなど熱狂的なファンも多い作品だ。この日の撮影現場である上田旧宣教師館は、1993年に上田市の指定文化財に指定された建物。1904(明治37)年にカナダ・メソジスト派新参町教会の婦人宣教師の住宅として建てられた明治期の本格的西洋館として貴重な建物だ。この建物を、1901(明治34)年創立の長い歴史と伝統、そしてカトリックを重んじる優雅な校風を誇る名門女子私学、私立リリアン女学園に見立てて撮影は進められた。リリアン女学園2年生で、筋金入りのお嬢様である小笠原祥子を演じる波瑠は、「昨日撮影した場所も重要文化財でしたが、こちらもすごく歴史的な建物です。映画の世界観にぴったりはまる建物ですよね」とお嬢さまらしくピンと背筋を伸ばしていた。

 この日、撮影されたのは物語の序盤で大事な意味を持つ「薔薇の館・2階会議室」のシーン。外はあいにくの雨模様だったが、セーラー服に三つ折りの白い靴下という清楚(せいそ)なお嬢さまファッションに身を包んだ祥子(波瑠)、福沢祐巳(未来穂香)、水野蓉子(平田薫)、佐藤聖(滝沢カレン)、鳥居江利子(秋山奈々)、支倉令(坂田梨香子)、島津由乃(三宅ひとみ)というフレッシュな若手女優たちが勢ぞろいすると、現場は華やかな雰囲気に包まれていた。この私立リリアン女学園では、下級生にとって姉妹関係を結んだ上級生がいることがステータスで、上級生からロザリオを受け取るとその関係の契りが成立するという設定になっている。そして物語は、山百合会(生徒会)主催の学園祭演劇「シンデレラ」の配役をめぐって不服な祥子は、主役を降りると言い出したところから始まる。

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 そこで上級生のお姉さまたちに「妹一人作れない人に発言権はないわ」と言われた祥子は、衝動的に祐巳を妹にすると宣言。ロザリオを渡して、姉妹の儀式を行おうとするが、「妹は誰でもいい」という態度を敏感に察した祐巳は、ロザリオを受け取ることを拒否する……、というシーンだ。物語に大きな意味を持つ重要なシーンだけに、寺内康太郎監督の演技指導にも熱が入っていく。さらにカメラの角度を何度も変えて、丁寧に撮影をしていく。予定時間は大幅に過ぎていたが、波瑠は疲れを見せることもなく、「映画は撮影に時間がかかるものですから。原作物ということで、ハードルの高いものを求められていると思うので、難しいなと思いながらもやりがいを感じています」と充実感がみなぎっているようだった。

映画『マリア様がみてる』は今秋全国ロードショー

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