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池脇千鶴「苦しい恋はしたくない」と告白!禁断の愛を演じて苦しい日々を吐露

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禁断の愛を演じた池脇千鶴
禁断の愛を演じた池脇千鶴

 女優の池脇千鶴が25日、都内で行われた出演映画『必死剣 鳥刺し』の特別試写会に、元NHKアナウンサーの松平定知氏とともに出席し、豊川悦司演じる剣士に恋心を抱く役柄に「こんな苦しい恋はしたくないなって思いました」と語った。

映画『必死剣 鳥刺し』写真ギャラリー

 池脇が演じるのは、主人公である三左エ門(豊川)の亡妻の姪・里尾。三左エ門の屋敷で家事を務めるうち、次第に三左エ門への思いを募らせるという役どころだ。池脇は「三左エ門さんへの秘めた思いがあるのに、表に出せない。わたしも演じながら苦しい日々でした」と振り返り、禁断の愛ともいえる三左エ門と里尾の関係に、思い悩んだ様子。共演した豊川については「本当にかっこよかった。芝居中は、わたしが(三左エ門を)好きになる気持ちを引き出してくれた」とコメント。「三左エ門さんは寡黙で実直な男性。わたしの周りでは見かけない」と今の時代の男子にダメ出し(?)する場面もあった。

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 一方、本作の原作者である藤沢周平作品の朗読をライフワークにしている松平氏は、「本当に役柄にぴったり。目の演技がすてき」と池脇の演技を絶賛。しかし、藤沢作品への思い入れが強すぎたのか、語り始めると止まらなくなり、ついには鑑賞前の観客に対して、映画の結末までしゃべってしまう失態を演じた。

 『必死剣 鳥刺し』は、藤沢周平の「隠し剣シリーズ」全17話うちの一編を豊川主演で映画化した重厚な時代劇。海坂藩士で、剣の達人である兼見三左エ門が、覚悟の上で藩政に悪影響を及ぼす藩主の妾(めかけ)を刺し殺したがゆえ、権力者の陰謀にさらされる姿を描く。

映画『必死剣 鳥刺し』は7月10日より全国公開

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