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宮崎駿監督が直筆で児童文学を推薦した展覧会開催!スタジオジブリの原点がここに!

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「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」ミニ本にも使われている表紙
「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」ミニ本にも使われている表紙

 4日から8日まで、西武池袋本店で岩波少年文庫創刊60周年、映画『借りぐらしのアリエッティ』公開を記念して、「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」が行われている。この展覧会は、西武池袋本店を皮切りに、全国各所で開催される予定。『借りぐらしのアリエッティ』展もかねたこの展覧会の入場は無料で、会期中、会場内のスタジオジブリ ショップで税込み1,050円以上、または岩波書店の書籍を買った先着500名に、宮崎駿監督が選んだ岩波少年文庫の50冊「ミニ本」がプレゼントされるという。

 3日、毎日『借りぐらしのアリエッティ』情報を伝えてくれている「スタジオジブリ広報部長 西岡純一のアリエッティ日記」では、準備真っ只中のこの展覧会の様子を、西岡純一部長自らレポート。ずらっと並ぶ岩波少年文庫の表紙の下に、それぞれ宮崎監督の直筆推薦文が飾られている展覧会の様子を伝えている。宮崎監督が推薦した主な作品は、「星の王子さま」「注文の多い料理店」「海底二万里」「ファーブルの昆虫記」「ネギをうえた人」「第九軍団のワシ」、そして『借りぐらしのアリエッティ』の原作となった小説「床下の小人たち」は一際目立つところに飾られていた。

映画『借りぐらしのアリエッティ』写真ギャラリー

 激戦の夏の週末興行成績ランキングでも、クリストファー・ノーラン監督の渾身の映画『インセプション』から首位を奪還するなど、その強さを見せているスタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』。この展覧会では、映画制作資料、ジオラマで再現したアリエッティの家、予告編の上映なども行われる予定で、こちらも注目。最新作が公開されたこの時期に、スタジオジブリ作品の源流とも言うべき「児童文学の世界」に触れることができる貴重な場となりそうだ。

映画『借りぐらしのアリエッティ』は全国公開中
「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」は8月4日から8日まで西武池袋本店(東京都豊島区)、8月11日から17日まで阪急百貨店 神戸阪急(兵庫県神戸市)、9月4日から19日までルスツリゾート(北海道虻田郡)、9月22日から10月11日まで松坂屋名古屋店(愛知県名古屋市)、10月16日から11月7日までタカプラ(鹿児島県鹿児島市)にて開催予定

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