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上川隆也主演ドラマ「マークスの山」マークス役は高良健吾に決定!恋人役に戸田菜穂

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謎の人物は、高良健吾!!
謎の人物は、高良健吾!!

 25日、WOWOW連続ドラマW「マークスの山」の制作発表記者会見がニューピアホールで行われ、出演者の上川隆也石黒賢小西真奈美小日向文世戸田菜穂大杉漣が登壇。さらにこれまで謎だった最後のキャスト、マークスこと水沢裕之役が高良健吾と発表されるなど、豪華かつサプライズありの会見となった。

 2,300メートルの山に登っての撮影シーンがあったという今回のロケ。最初にマイクを取った主演の上川が「ドラマの設定は10~11月。今年の猛暑は皆様にご説明するまでもないが、そんな中コートを着て撮影に挑んだ。出演者の汗でできている作品です」と過酷な撮影を経て完成した作品であることを明かすと、石黒も「良い意味で大変な思いをできた。それが画面に表れていると思っています。見どころは全部です」と感無量の表情。続いてマイクを取った小西も「ドラマの1話を観て、ストーリーを知っているのに早く次を見たいというような緊迫感のある作品。登場人物が抱えている内面を丁寧に描いていて、人間ドラマとして幅広い方に楽しんでもらえると思います」と絶賛した。

 また、本作の重要人物である水沢裕之を演じる高良は、「撮影自体は10日くらいだったが濃かった。役になりきる、とか僕はわからなかったが、(恋人役の)戸田さんが病院のベッドに横たわっているときは本当にきつかったですし、役に引きずられるというのはこういうことかと思った」と役者として新たな境地を体験したことを振り返った。また、戸田も「撮影が終わった後も、演じた役が体から離れていかないくらいわたしにとって濃い役でした。女優冥利(みょうり)に尽きます」と思い入れが強い作品となったことをしみじみと語った。

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 会見が進むにつれ、一同はリラックスしたのか、話題は撮影時の面白エピソードに。山に登っての撮影中、出演者たちが疲れている横を遠足の小学生が元気に通り過ぎていったことや、大杉が高山病になったこと、小日向が20代の回想シーンでカツラをかぶって撮影に挑んだことなどが次々と暴露された。さらに司会者からの「WOWOWに加入してますか?」との質問に、高良が苦笑してうつむいてしまうなど、壮大なスケールのドラマとは裏腹にリラックスした雰囲気で会見を終えた。

 「マークスの山」は20年前の二つの事件が発端となり、現代に生まれたさらなる悲劇を丹念に描いた社会派ミステリー。原作は警察小説の最高峰と評判を呼び、100万部を突破し大ベストセラーとなった高村薫の直木賞受賞作。

WOWOW連続ドラマW「マークスの山」は、10月17日(日)より毎週日曜夜10時スタート(全5回)

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