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スタンリー・トゥッチ、盲目のスポーツ記者の映画を企画

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スタンリー・トゥッチ
スタンリー・トゥッチ - Will Ragozzino / Getty Images

 俳優だけでなく、監督、脚本家としてもその才能を発揮しているスタンリー・トゥッチが、盲目のスポーツ記者の半生を映画化しようとしていることが明らかになった。

スタンリー・トゥッチ出演映画『バーレスク』写真ギャラリー

 ロサンゼルス・タイムズ紙のブログ版が伝えたところによると、スタンリーが盲目のスポーツ記者エド・ルーカスの半生を基にした映画を企画しているとのこと。55年以上のキャリアを持ち、数々の賞を受賞してきたベテラン記者のルーカスは、生まれながら目に障がいを持っていたわけではなく、友人と野球を興じている際に、ボールを目で受けてしまい視力を失っている。12歳で失明してしまったルーカスだが、強靭(きょうじん)な精神力と努力でハンディキャップを乗り越え、MLBワールドシリーズやオールスターゲームなど重要な試合を伝えるスポーツ記者として活躍している。

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 映画が製作されれば、スタンリーは監督としてメガホンを取り、俳優としても出演する見込みだ。脚本は、映画『シティ・スリッカーズ』や映画『ロボッツ』のローウェル・ガンツババルー・マンデルがすでに執筆しており、映画『路上のソリスト』と映画『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』をミックスしたような作品になるといわれている。

 映画『プラダを着た悪魔』『ラブリーボーン』など、演技派俳優として知られるスタンリーは、1996年の初監督映画『シェフとギャルソン、リストランテの夜』で、インディペンデント・スピリット賞の新人脚本賞、NY批評家協会賞、サンダンス映画祭のウォルド・ソルト脚本賞など数々の賞を受賞し、監督・脚本家としての才能も認められている。先月には、友人であるメリル・ストリープを主演に迎えたコメディ映画『マミー・アンド・ミー / Mommy & Me』(原題)で、スタンリーが監督を務めることが明らかになったばかり。今後は、監督としてのスタンリーの活躍も大いに期待できそうである。

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