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『ゴッドファーザー』でヴィトー・コルレオーネ家として使われた豪邸が2億4,000万円で売りに出される

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『ゴッドファーザー』より
『ゴッドファーザー』より - Silver Screen Collection / Hulton Archive / Getty Images

 フランシス・フォード・コッポラの映画『ゴッドファーザー』で使用された家が290万ドル(約2億4,360万円)で売りに出された。

ニューヨークのスタッテンアイランドにあるこの家は、マーロン・ブランド演じるヴィトー・コルレオーネの家として映画に登場し、庭は結婚式のシーンで使われたほか、食事や話し合いも実際に家の中の部屋を使って撮影がされた。WENNによると、敷地は2万4,000平方フィート(約2230平方メートル/約678坪)の広さがあり、ベッドルーム8部屋、バスルームが4つ、地下にはバーがあり、4台分のガレージとプールも完備されているとのこと。

先月、持ち主が老齢のため亡くなり、売りに出されることになったという。撮影時を覚えている近所の女性は、「裏庭で結婚式のシーンを撮影してたのを覚えているわ。みんなコルレオーネの家に使われた建物だと知っていて、日本人観光客が写真を撮りに来ていたほど有名な家よ」とニューヨーク・デイリー・ニュース紙にコメントしている。不動産不況とスタッテンアイランドという立地もあるのだろうが、映画史上、伝説的とも言える家がわずか2億4,000万円程度で売りに出されるのは驚きだ。

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