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向井理初主演映画の原作者がメガホン!カンボジアエイズドキュメンタリー映画が日本一周上映会を開催!

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映画『それでも運命にイエスという。』オフィシャルサイトより
映画『それでも運命にイエスという。』オフィシャルサイトより

 向井理の初主演映画としても注目の映画『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』の原作者・葉田甲太がメガホンを取ったカンボジアエイズドキュメンタリー映画『それでも運命にイエスという。』が、2月15日から3月27日まで全国32か所で日本一周上映会を開催することがわかった。葉田は、著書に記した通り、医学部在学中、ワールドカップ観戦チャリティーイベントなどで150万円の資金を集め、カンボジアに小学校を建てるという偉業を成し遂げた人物。『それでも運命にイエスという。』は、そんな葉田と、現在もボランティア活動に従事する小川光一が共同監督を務め、カンボジアのエイズ問題に迫った一作だ。

 著書の中でも、カンボジアのエイズ病棟を訪れた際のエピソードをつづっていた葉田。『それでも運命にイエスという。』では、著書に記したよりもさらに、カンボジアのエイズ問題に迫った。HIVに感染し、15歳以上生きることができない子どもたちや、1回たったの1ドルで体を売る売春婦……葉田の「この映画を見終わった時に、生きる意味を考え、HIVに関する知識が増え、少しでもHIVに対する偏見がなくなってほしい」、小川の「1人でも多くの人に彼女たちが生きた証を伝えたい。そして、こういった世界が地球上には数え切れないほどあるということを知ってほしい」という思いが、この作品に集約された。その仕上がりには、『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』でメガホンを取った深作健太監督も、「言葉にならない。どんな言葉を絞り出しても嘘になってしまう」と感動のコメントを送っている。

 『それでも運命にイエスという。』は、共同監督のほかに、葉田が企画、プロデューサー、構成を務め、小川が製作、ディレクター、音響、ナレーションを務めた、映像に関しては素人である2人によって作られた一作。日本一周上映会でも、この2人が自らレンタカーで全国32か所を回るという。「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」の映画化が決定した際、主演を務める向井は、「この本はボランティアのことだけでなく、“普通の”大学生が何かに対して行動を起こすということが書いてあり、底知れないパワーとリアリティーを感じました」と語っていたが、葉田の著書からは、カンボジアに小学校を建てるという偉業を成し遂げながら、等身大の大学生であることを隠さない葉田の魅力が伝わってくる。そんな葉田と小川がメガホンを取った『それでも運命にイエスという。』は、向井主演の『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』のサイドストーリーとしても注目。カンボジアのエイズの現実を、飾らず、真摯に伝えてくれることだろう。

映画『それでも運命にイエスという。』は2月15日から3月27日まで全国32か所で日本一周上映会を開催
向井理主演の映画『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』は9月全国公開

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