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『ホビット』撮影、またまた延期!今度はピーター・ジャクソン監督が入院!!

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大事には至らなかったようで、良かったです。-ピーター・ジャクソン監督
大事には至らなかったようで、良かったです。-ピーター・ジャクソン監督

 映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督が、激しい腹痛のため、ニュージーランドの病院に入院し、新作映画『ホビット(原題) / The Hobbit』の撮影を延期することになったとハリウッド・レポーター紙が報じた。『ホビット(原題)』は、これまでも数々の危機に見舞われ、映画化が危ぶまれてきた作品。ケイト・ブランシェットのガラドリエル役、イライジャ・ウッドのフロド役、イアン・マッケランのガンダルフ役、アンディ・サーキスのゴラム役が決まり、もうこれ以上問題は起こらないだろうと安心したのも束の間、再び撮影延期の事態になってしまった。

 26日、ウェリントン病院に運ばれたジャクソン監督は、穿孔性潰瘍の手術を受けたという。しかし、ハリウッド・レポーター紙によると、ジャクソン監督は、医師も驚くほどの回復を見せており、約1か月ほどの遅れで『ホビット(原題)』の撮影も開始できるとのこと。制作プロダクションも、「今回の手術によって、ピーター氏が『ホビット』の撮影を断念することはなく、撮影も少しの延期で始められるだろう」と声明を出しているという。

 当初監督する予定だった映画『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロの監督が降板し、出演予定だったロン・パールマンも降板。さらには俳優たちからの出演ボイコット運動や、製作に携わってきたMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)の財政危機など、数々の問題に見舞われてきた『ホビット(原題)』。今回、ピーター・ジャクソン監督の健康にまで暗雲が立ち込めてしまった本作だが、どうやら今回も大事には至らず、何とか撮影を開始することができるようだ。もう公開まで何も起こらないことを祈りたい。

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