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メンバー全員仙台在住のMONKEY MAJIK、自宅の修復後回しで復興ボランティア活動 チャリティーライブ開催を決意

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現在も被災地でボランティアを続けているMONKY MAJIK
現在も被災地でボランティアを続けているMONKY MAJIK

 仙台を拠点に活躍しているロックバンドMONKEY MAJIKが、東日本大震災チャリティーライブ「SEND愛」を大阪で行うことが明らかになった。現在も被災地でボランティアを続けているメンバーが復興の手段として選んだのは、16年前の被災地である阪神地域から支援の輪を広げること。同じ被災地のアーティストもゲストとして迎える予定だ。

 メンバーが全員仙台に住んでいるMONKEY MAJIKは、現在も仙台市内の自宅に戻ることができず、MaynardとBlaiseの兄弟に至ってはスタジオや友人の会社に寝泊りしながら復興ボランティア活動を行っている状態。そんな時期でのチャリティーライブ決定は、「MONKEY MAJIKが生まれ育った土地の復興の一助として、これからやるべきことは、全国の皆さんからの支援の輪を、さらに広げていくこと」だと気付いたからこそ。復興するためには多くの人の支えと長い年月が必要であることを認識した上で、「この出来事が風化しないよう、継続的にこの活動を行っていくことだと決心しました」とその心中を明かしている。

 今回、チャリティーライブの会場に大阪を選んだことについても、「16年前、あの大震災に見舞われながら、復興を成し遂げた阪神地域でのライブを行うことで、少しでも復興の輪が広がることを信じています」と理由を説明。イベント名「SEND愛」が示すように、関西から、愛の支援の輪を仙台へと送るつもりだ。同イベントには同じ被災地のアーティストもゲストとして出演し、チケットの売上額はすべて義援金ないしは寄付金として公的機関を通じて被災地へと送る予定となっている。

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 くしくも今年1月に東北刊行親善大使に就任したばかりのMONKEY MAJIK。自身がボランティア活動に従事するだけではなく、震災直後からオフィシャルサイトやツイッターを通してファンにボランティア活動参加を呼び掛けるなど積極的な活動が目立つ。このライブが終了した後も、復興のための活動を継続的に行っていく予定だ。(編集部・福田麗)

MONKEY MAJIKチャリティーライブ「SEND愛」は7月3日に大阪城野外音楽堂にて開催

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