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NHKの人気コント番組「サラリーマンNEO」が映画化決定 新入社員・小池徹平&課長・生瀬勝久が日本のサラリーマンに元気を注入

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生瀬勝久の傍若無人さに小池徹平は早くもタジタジ?
生瀬勝久の傍若無人さに小池徹平は早くもタジタジ? - (C)2011「サラリーマンNEO」製作委員会

 NHKでは異例のコント中心のコメディー番組として根強い人気を誇る「サラリーマンNEO」が『劇場版サラリーマンNEO』として今年11月に劇場公開されることが明らかになった。生瀬勝久とシリーズ初出演となる小池徹平がダブルで主演を務める本作は、現代のサラリーマン社会を舞台にした不可思議サクセスストーリーだ。

 本作は2004年の放送開始以来、ゆるい雰囲気が全国のサラリーマンに大受けしているNHKコント番組のまさかの映画化作品。小池演じる新入社員・新城が、生瀬演じる理不尽な課長・中西のいる営業一課に配属され、これからのサラリーマン生活に暗雲が立ち込める中、会議でその場しのぎに出した新商品の企画が通ってしまったことから起こる騒動を描いている。映画化ということでドラマ的側面は強まっているものの、テレビシリーズの世界観はそのまま。上司と部下のどうにもかみ合わない会話など、思わずクスリと笑ってしまうネタはもちろん健在だ。「ここまでじゃないけど、あるある」と思わずニヤけてしまうシチュエーションや、「ちょっと大げさだけど、いるいる」という個性的なキャラクターたちは、現代のサラリーマン社会を生きる者にとってはまさに一服の清涼剤。観た後では少し元気になっていること間違いなしだ。

 沢村一樹らオリジナルメンバーに囲まれながらのシリーズ初出演であり、まさに新入社員の立場である小池は、「この作品で、皆さんに笑ってもらえるよう、少しでも元気になってもらえるよう、全力で取り組みたいと思っています」と劇中の役柄そのままのフレッシュなコメントと共に、「この気持ちが伝わるすてきな映画だと思うので、一つ一つ、一日一日をがんばります」とやる気をうかがわせている。撮影は4月中旬より開始予定だ。

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 未曾有の大震災に襲われる以前から、不景気や就職氷河期という言葉を新聞・テレビで見ない日はなかった現代の日本では、サラリーマンを取り巻く環境は決して楽ではない。本作のプロデューサーもそのことを認めた上で、「そんなすべての働く人たちへの応援歌になれば良いと思い『劇場版サラリーマンNEO』を企画し準備を進めてきました」と製作意図を明かしている。さらに、本作を今の時期に公開する意味については、「『日本が元気を取り戻すには、まずサラリーマン・OLが元気にならなければ!!』との思いで制作を進めております」と今回の震災を踏まえつつ、「多くの方にせめてこの映画を観ている間だけでも、笑って少しだけ幸せな気持ちになっていただけたら幸甚です」とエンターテインメント界に携わる者の意見を代弁した。

 「サラリーマンNEO」は2004年より単発番組として放送。2006年にシリーズ化されてからは半年放送しては半年充電するという放送スタイルで注目を浴びており、5月にはいよいよシーズン6の放送を控えている。2007年・2008年には2年連続で国際エミー賞にノミネートされるなど番組の評価は高く、サラリーマンだけでなくさまざまな年代に広くアピールしている。(編集部・福田麗)

『劇場版サラリーマンNEO』は11月全国公開

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