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生田斗真&吉高由里子、実写版『僕等がいた』でW主演&初共演 恋愛映画としては異色の前後編2部作に

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それぞれの恋心を抱えたまま、僕等は大人になる……
それぞれの恋心を抱えたまま、僕等は大人になる…… - (C)2012小畑友紀・小学館/「僕等がいた」製作委員会 (C)小畑友紀/小学館

 生田斗真と吉高由里子が、累計発行部数が1,000万部を超えている人気コミック待望の実写化映画『僕等がいた』でW主演を務めることが明らかになった。恋愛映画としては異例の2部作となる本作で初共演を果たす2人は、10年以上にわたる壮大な恋愛ドラマを演じることとなる。

 人気と実力を兼ね備えた生田と吉高は、意外にも今回が初共演。人気者でありながら恋人との死別という暗い過去を抱えている高校生・矢野元晴を演じる生田は「こんなにカッコいい、それでいてとても人間的な矢野というキャラクターを自分が演じさせてもらうことに、恐縮していますが」と人気コミックの実写化作品ということを意識した上で、「精一杯“矢野”という人物に息を吹き込みたいと思っています」と意欲満々。今年で27歳になるだけに「学生服を着るのはこれが最後になるかもしれないので(笑)。甘酸っぱいスクールライフを思い切り満喫したいと思います」と悔いの残らぬように、全力疾走する心構えだ。

 一方、映画『婚前特急』『GANTZ: PERFECT ANSWER』など出演作が相次ぐ吉高が演じるのは、矢野の抱える苦しみを受け入れ、一途に思い続ける高橋七美。「漫画原作のラブストーリーは初めてです」という吉高は、原作について「今日に至るまでたくさんの方が読んで、胸が高鳴ったり、焦がされたり、 愛されてきたすてきな漫画だと思います」と生田同様、その人気を十分に意識している様子。その中で主演という大役を担うこととなったが、「これからも残る作品として、原作ファンの方を裏切らないように、 恥ずかしくないように、気持ちをかばう照れをなくして尽力したいです」と抱負を語っている。

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 2人の親友として、時にはライバルとして物語を盛り上げる重要なキャラクター、竹内匡史と山本有里は、それぞれ高岡蒼甫と本仮屋ユイカが演じる。原作の雰囲気を大事にするため、原作の舞台である釧路でロケが行われることも決定しており、三木孝浩監督は「誰もが一度は夢見る、すべてを捧げてもいいと思える恋愛の一瞬を、 多くのファンがドキドキしながら見守ってきたこの一大恋愛叙事詩の結末を、 僕自身も楽しみにしながら、全力で映画化したいと思います」と原作の魅力を生かした作品にすることを明らかにしている。

 原作は北海道と東京を舞台に10年以上にわたる矢野と七美の恋愛模様をつづった壮大な作品。その時の流れを忠実に再現するため、映画はラブストーリーとしては異例の前後編2部作として公開することが決定。北海道を舞台に高校生の2人の甘酸っぱい恋愛を描いた前編と、東京に出た2人の姿を追った後編は、来年春に連続公開される予定だ。

映画『僕等がいた』は2012年春に前後編2部作を連続公開

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