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無精ひげに思いつめた表情……市川海老蔵復帰第一作目の映画『一命』特報映像が公開!

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素晴らしい演技、期待しています!
素晴らしい演技、期待しています! - (C) 2011映画「一命」製作委員会

 市川海老蔵の復帰第一作目の映画として、注目を集めている三池崇史監督の映画『一命』の特報映像がこのほど作品のオフィシャルサイトにて公開された。

 特報映像には、「第64回 カンヌ国際映画祭 コンペティション正式出品作品」というタイトルが大々的に打ち出され、続いて無精ひげを生やした浪人姿の市川海老蔵が思いつめた表情で刀を見つめるシーンが映し出される。その後、二人の浪人がにらみ合うシーン、海老蔵がゆっくりと刀を抜くシーン、と場面はゆっくりと切り替わっていく……。

 本作は、1962年に『切腹』として映画化された、滝口康彦の「異聞浪人記」を、映画『クローズZERO』や『ヤッターマン』で知られる鬼才・三池崇史が再映画化するもの。映画『十三人の刺客』で海外から高い評価を受けた三池監督、日本の“カブキ”役者・市川海老蔵、大島渚監督の映画『戦場のメリークリスマス』など多くの映画音楽を手掛けてきた坂本龍一、というビッグ3が作り上げる本格時代劇に、海外では早くも注目が集まっている。

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 先に紹介した特報では、共演の瑛太を始め、海老蔵が演じる津雲半四郎の娘を演じる満島ひかり、井伊家家老役の役所広司が登場する。本作をプロデュースするのは、これまで『戦場のメリークリスマス』『BROTHER』 を世に送り出し、三池監督と組むのは『十三人の刺客』以来2度目となるイギリス人プロデューサーのジェレミー・トーマスと、アカデミー外国語映画賞を受賞した『おくりびと』の中沢敏明。

 暴行事件の被害者となってしまった海老蔵だが、仕事を休んで飲みに行ってしまったことでファンからの信用を失ったことはまぎれもない事実。7月の舞台復帰にあたり「早すぎる」という厳しい意見も寄せられているが、ファンの信用をふたたび得るためには、大人としての振る舞いはもちろんのこと、役者としての活躍でも“市川海老蔵”を証明していかなければならないだろう。復帰第一作となる本作で、彼にどのような評価が集まるのか、注目したい。(編集部:森田真帆)

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