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宝田明、次期NHK朝ドラヒロイン・尾野真千子を「実の孫のよう」!十朱幸代もおばあちゃん役を満喫!

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順調な撮影の様子を明かした「カーネーション」出演者
順調な撮影の様子を明かした「カーネーション」出演者 - (左から)小林薫、尾野真千子、十朱幸代、宝田明

 2011年後期のNHK連続テレビ小説「カーネーション」の岸和田ロケが6日に行われ、ヒロインに抜てきされた尾野真千子を「実の孫のよう」と祖父役の宝田明がうれしそうに語った。この日は尾野、宝田のほかに、出演者の小林薫十朱幸代、そして城谷厚司チーフ・プロデューサーが取材に応じ、祖母役の十朱も「『いい孫だなあ』というふうに心にしみてきている」とコメント。アットホームな雰囲気が漂う撮影現場の様子が見て取れた。

 「カーネーション」は、世界的ファッションデザイナーのコシノ三姉妹を育て上げた小篠綾子さんがモデルの物語。1,850人の中からオーディションで選ばれた29歳の尾野が、パワフルな「大阪のおかあちゃん」を演じる。舞台は「だんじり祭り」で知られる大阪・岸和田市。大正生まれのヒロインの波瀾(はらん)万丈な人生を描いている。尾野は奈良県出身で関西弁には慣れているのだが、今回チャレンジしている岸和田弁については「ちょっとの差がすごく難しくて、なかなかセリフが出てこないこともあります」と少し苦労している様子。それでも「とても面白い言葉だなと思っていつも楽しみにやっています」と笑顔がはじけた。

 そんな尾野演じる小原糸子の祖父・松坂清三郎役の宝田は、年々、年を重ねるうちに一つ一つの仕事が大事に思えてくるようになったと本作への思いを語る。そして尾野をとても明るい女性だとお気に入りの様子を見せ、「もうわたしは仕事の上だけでなく、仕事を離れたところでも実の孫のような気持ちで接しております」とおだやかながらもうれしそうな表情で語った。一方、糸子の祖母・松坂貞子役の十朱も「1日で『糸子ちゃんのおばあちゃんになった』という気分を味わわせていただきまして、だんだんと『いい孫だなあ』というふうに心にしみてきている2日目でございます」と撮影も早々に、役に成り切り現場の空気になじんでいる様子を感じさせた。

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 ご当地での撮影も順調な滑り出しを見せ、チームワークも抜群な「カーネーション」。観る者に温かい気持ちと元気を与えてくれるドラマとなりそうだ。(編集部・小松芙未)

NHK連続テレビ小説「カーネーション」は今秋放映予定

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