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毎年恒例!野外上映「スターライトシネマ」は今年も開催 節電のためソーラーパネルを設置する配慮も

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東京の夏の風物詩「スターライトシネマ」
東京の夏の風物詩「スターライトシネマ」 - 画像は昨年の会場風景

 毎年恒例、今年で12回目を迎える「スターライトシネマ」が7月16日より、恵比寿ガーデンプレイスにて開催される。毎週土日、そして祝日に屋外広場にて映画を無料上映する試みだが、今年はソーラーパネルを用いて夏の消費電力増加に配慮。東日本大震災被災地のための募金箱も設置するなど、日本に元気を取り戻すようなイベントとして、多くの観客に笑顔を届ける。

 「スターライトシネマ2011」は、恵比寿ガーデンプレイスの屋外センター広場に300インチの大スクリーンと約150人分の観客席を設け、週末、祝日に1作品ずつ、計9作品を上映するイベント。今年は3月に発生した震災の影響を鑑み、「笑顔の明日」をコンセプトにした、観客を勇気づけ、また人と人とのつながりやきずなの大切さを感じさせる作品がチョイスされた。7月16日の『ちょんまげぷりん』を皮切りに、『スウィングガールズ』『オーロラの彼方へ』『かもめ食堂』『幸せのちから』『歩いても 歩いても』と邦画・洋画を問わず、ほろりと笑えて、最後には心が温かくなる作品ばかりなので、恋人同士はもちろん、親子連れでも楽しめる企画となっている。

 今回は、夏の消費電力増加を考慮して、会場内にはソーラーパネルを設置。上映する際の電力の一部を太陽光発電でまかなうといった新たな試みも導入される。会場内には、募金箱も用意される見通しで、集まったお金は義援金として、日本赤十字社を通して寄付される予定となっている。

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 震災の影響がまだ収まっているとは言い難い以上、今年の開催は見合わせるといった決断も十分に考えられたはず。それでもイベントを実施するのは、上映を通じて、少しでも人々に元気を与えられたらという願いがあったからだろう。ソーラーパネルや募金箱の設置も、「今できることをしよう」という思いが結実したものであるはず。映画のみならず、エンターテインメント業界として何かできることはないのか。見終わった後にはそんなことを考えてみてもいいかもしれない。(編集部・福田麗)

「スターライトシネマ2011」は7月16日より毎週土日・祝日19時30分より開催(荒天の場合は中止の可能性あり)

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